クロオオアリ
和名:クロオオアリ |
学名:Camponotus japonicus Mayr |
ハチ目 アリ科Formicidae |
分布:北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島 |
写真(上):クロオオアリ女王 |
写真(下):クロオオアリ働きアリ |
説明 体長7〜12ミリほどの大きくて黒いアリ。道ばたで普通に見かける。働きアリの体サイズには連続的な変異があり,小さい個体はクロヤマアリと同じくらいの大きさ。行列はつくらず,一匹または何匹かでグループになってエサ探しをする。5月〜6月が結婚飛行のシーズンで,雨が降った翌日の蒸し暑い日中,飛行のためにたくさんの羽ア リが巣口に待機しているのが見られる。またこの時期,飛行を終えて地面を歩いたり大急ぎで巣穴を掘っている新女王を良く見かけるが,その中の羽を落とした(=交尾 済み)女王を持ち帰って飼育すれば何年にもわたってアリの巣の成長を観察することができる。(女王の寿命は長く,筆者が飼育した巣も7年存続した。) |
クロオオアリ
(Camponotus japonicus から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/14 02:32 UTC 版)
クロオオアリ(黒大蟻、Camponotus japonicus)は、ハチ目・アリ科・ヤマアリ亜科・オオアリ属に分類されるアリの一種である。同属のムネアカオオアリと並んで日本列島に分布するアリの中では最大となる大型のアリで、南西諸島以外の日本では住宅地などでもよく見られる最普通種の1つである。
- ^ Dhadwal, Tarun; Himender Bharti (2021-12-31). First Record of Camponotus japonicus Mayr, 1866 (Hymenoptera: Formicidae) from India. doi:10.5281/ZENODO.6198922 .
- ^ JAnt: トゲアリ (Polyrhachis lamellidens)の解説
- 1 クロオオアリとは
- 2 クロオオアリの概要
- 3 形態
- 4 天敵
- 5 外部リンク
- Camponotus japonicusのページへのリンク