coincidence
別表記:コインシデンス
「coincidence」とは、偶然の一致・符号を意味する英語表現である。
「what a coincidence」とは、「なんという偶然」「偶然だね」を意味するフレーズである。「"I am going to Italian restaurant this afternoon." - "What a coincidence! I am also meeting my friends there later."("私は今日の午後、イタリア料理店に行く予定なんだ" - "奇遇だね、あとで私もそこで友達に会う予定だよ")」のように表現する。
「by coincidence」とは、「偶然にも」を意味するフレーズである。「Since they met by coincidence at the academic conference, he recruited him there.(偶然にも学会で出会ったので、そこでスカウトしたそうだ)」のように用いられる。
天文現象については、「The coincidence was strong, and if confirmed, it would let astronomers figure out what causes fast radio bursts.(この偶然の一致は強力であり、もし確認されれば、天文学者は高速電波バーストの原因を解明することができるようになるだろう)」のように用いられる。
「coincidence」は、論理や統計の分野でも使用されることがある。「We propose that the experience of coincidences is an unavoidable part of a rational inductive reasoning process that involves three stages.(偶然の一致を経験することは、3つの段階を含む合理的な帰納的推論プロセスの不可避な部分であると提案する)」「The problem of affirming the consequent could be solved by repeated confirmation of the coincidence of the indicator species and the factors concerned in various situations, for which statistical significance tests are necessary.(結果論を肯定する問題は、様々な場面で指標種と当該要因の一致を繰り返し確認することで解決できるが、そのためには統計的有意性検定が必要である)」
「coincidence」とは、偶然の一致・符号を意味する英語表現である。
「coincidence」とは・「coincidence」の意味
「coincidence」とは、主に「偶然の一致」「合致」「符合」「同時発生」「同時に起こること」などを意味する英語表現である。品詞は名詞であり、関連語には動詞の「coincide(同時に起こる)」、形容詞の「coincident(一致する)」がある。「coincidence」の複数形
「coincidence」の複数形は、規則通りsを付けて「coincidences」となる。「The accident happened because of a string of unfortunate coincidences.(事故は、不幸な偶然の積み重ねで起こった)」のように用いられる。「coincidence」の発音
「coincidence」の発音記号は、アメリカ英語で「koʊínsədns」、イギリス英語で「kəʊínsədns」。カタカナで表記すると、アメリカ英語で「コォゥインシィダァンス」、イギリス英語で「コァインシィダァンス」のような音である。前半の「-in-」にアクセントが置かれる。「coincidence」の語源・由来
「coincidence」の語源は、フランス語の「coincidence」、中世ラテン語の「coincidere」である。元々は、「実質または自然の正確な相関関係」や「同じ時間の間の出来事または存在」といった意味があった。「com(一緒に)」「in(上に)」「cadere(落ちる)」「-ence(こと)」の要素が結合してできた単語である。「coincidence」の覚え方
「coincidence」は、動詞「coincide(一致する)」と名詞化の接尾辞「-ence」を付加した言葉であり、「偶然の一致」を意味する英単語である。その綴りから「投げたコインのサイド(側面)が、事前の予想に偶然一致する」とイメージすると覚えやすい。「coincidence」を含む英熟語・英語表現
「what a coincidence」とは
「what a coincidence」とは、「なんという偶然」「偶然だね」を意味するフレーズである。「"I am going to Italian restaurant this afternoon." - "What a coincidence! I am also meeting my friends there later."("私は今日の午後、イタリア料理店に行く予定なんだ" - "奇遇だね、あとで私もそこで友達に会う予定だよ")」のように表現する。
「by coincidence」とは
「by coincidence」とは、「偶然にも」を意味するフレーズである。「Since they met by coincidence at the academic conference, he recruited him there.(偶然にも学会で出会ったので、そこでスカウトしたそうだ)」のように用いられる。
「coincidence」と「synchronicity」の違い
「coincidence(偶然の一致)」と「synchronicity(共時性)」は、どちらも「2つ以上の出来事が同時に発生すること」を意味する単語である。その違いは、「coincidence」が単なる機会や運として捉えられるのに対し、「synchronicity」は偶然ではなくより深い意味が隠されていると認識されることである。たまたまではなく、物理的に見える以上のものがあると信じられるときに、「synchronicity」という表現が用いられる。「coincidence」の類語
「coincidence」の類語は、「いくつかの出来事が同時に起こること」という意味で、「occurrence(発生)」「accident(事故)」「happening(事件)」がある。また「同時に起こること」という意味では、「correspondence(一致)」「conjunction(結合)」「concurrence(合同作用)」などが類語に挙げられる。「coincidence」の対義語
「coincidence」の対義語は、「同時性」の反対の表現で、「asynchrony(非同期性)」「asynchronism(不同時性)」などがある。「coincidence」の使い方・例文
物語の中の偶然の描写としては、「When the ship tossed in an unusually rough crossing he was prepared to admit to himself that it was an uncanny coincidence.(船が異常に荒い交差点で翻弄されたとき、彼はそれが不思議な偶然であると自分自身に認める覚悟をした)」といった表現がある。天文現象については、「The coincidence was strong, and if confirmed, it would let astronomers figure out what causes fast radio bursts.(この偶然の一致は強力であり、もし確認されれば、天文学者は高速電波バーストの原因を解明することができるようになるだろう)」のように用いられる。
「coincidence」は、論理や統計の分野でも使用されることがある。「We propose that the experience of coincidences is an unavoidable part of a rational inductive reasoning process that involves three stages.(偶然の一致を経験することは、3つの段階を含む合理的な帰納的推論プロセスの不可避な部分であると提案する)」「The problem of affirming the consequent could be solved by repeated confirmation of the coincidence of the indicator species and the factors concerned in various situations, for which statistical significance tests are necessary.(結果論を肯定する問題は、様々な場面で指標種と当該要因の一致を繰り返し確認することで解決できるが、そのためには統計的有意性検定が必要である)」
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