ArrayEditor

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

ArrayEditor クラス

デザイン時に配列を編集するためのユーザー インターフェイスを提供します。

名前空間: System.ComponentModel.Design
アセンブリ: System.Design (system.design.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class ArrayEditor
    Inherits CollectionEditor

Visual Basic (使用法)

Dim instance As ArrayEditor

C#

public class ArrayEditor : CollectionEditor

C++

public ref class ArrayEditor : public
 CollectionEditor

J#

public class ArrayEditor extends CollectionEditor

JScript

public class ArrayEditor extends
 CollectionEditor

解説

このエディタを使用すると、デザイン時の環境で配列を編集できます。

使用例

System.ComponentModel.EditorAttribute をプロパティに適用するコード例を次に示します。

Visual Basic

<EditorAttribute(GetType(ArrayEditor), GetType(System.Drawing.Design.UITypeEditor))>
 _
Public Property componentArray() As
 Object()
    Get
        Return compArray
    End Get
    Set(ByVal Value As Object())
        compArray = Value
    End Set
End Property
Private compArray() As Object

C#

[EditorAttribute(typeof(System.ComponentModel.Design.ArrayEditor), typeof(System.Drawing.Design.UITypeEditor))]
public object[] componentArray
{
    get
    {
        return compArray;
    }
    set
    {
        compArray = value;
    }
}
private object[] compArray;

C++

public:
   property array<Object^>^ componentArray 
   {
      [EditorAttribute(System::ComponentModel::Design::ArrayEditor::typeid,
         System::Drawing::Design::UITypeEditor::typeid)]
      array<Object^>^ get()
      {
         return compArray;
      }
      void set( array<Object^>^ value
 )
      {
         compArray = value;
      }
   }
private:
   array<Object^>^compArray;

J#

/** @attribute EditorAttribute(System.ComponentModel.Design.ArrayEditor.
    class,System.Drawing.Design.UITypeEditor.class)
 */
/** @property 
 */
public Object[] get_componentArray()
{
    return compArray;
}//get_componentArray

/** @property
 */
public void set_componentArray(Object value[])
{
    compArray = value;
}//set_componentArray

private Object compArray[];

継承階層

System.Object
   System.Drawing.Design.UITypeEditor
     System.ComponentModel.Design.CollectionEditor
      System.ComponentModel.Design.ArrayEditor

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
ArrayEditor メンバ
System.ComponentModel.Design 名前空間
CollectionEditor

ArrayEditor コンストラクタ

配列に対して指定したデータ型を使用して、ArrayEditor の新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.ComponentModel.Design
アセンブリ: System.Design (system.design.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    type As Type _
)

Visual Basic (使用法)

Dim type As Type

Dim instance As New ArrayEditor(type)

C#

public ArrayEditor (
    Type type
)

C++

public:
ArrayEditor (
    Type^ type
)

J#

public ArrayEditor (
    Type type
)

JScript

public function ArrayEditor (
    type : Type
)

パラメータ

type

配列の項目のデータ型。

.NET Framework のセキュリティ

• 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
ArrayEditor クラス
ArrayEditor メンバ
System.ComponentModel.Design 名前空間

ArrayEditor プロパティ

パブリック プロパティ

( プロテクト プロパティ も参照)

	名前	説明
	IsDropDownResizable	ユーザーがドロップダウン エディタのサイズを変更できるかどうかを示す値を取得します。 ( UITypeEditor から継承されます。)

プロテクト プロパティ

	名前	説明
	CollectionItemType	コレクション内の各項目のデータ型を取得します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	CollectionType	コレクション オブジェクトのデータ型を取得します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	Context	現在のコンテキストを示す型記述子を取得します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	HelpTopic	エディタのダイアログ ボックスの [ヘルプ] ボタンまたは F1 キーが押されたときにヘルプ トピックまたはトピック リストを表示するためのヘルプ キーワードを取得します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	NewItemTypes	コレクションに対して作成できる項目の有効な型を取得します。 ( CollectionEditor から継承されます。)

参照

関連項目

ArrayEditor クラス
System.ComponentModel.Design 名前空間
CollectionEditor

ArrayEditor メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	EditValue	オーバーロードされます。 指定したオブジェクトの値を編集します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetEditStyle	オーバーロードされます。 EditValue メソッドで使用する編集スタイルを取得します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetPaintValueSupported	オーバーロードされます。 エディタでオブジェクトの値の視覚的な表現を描画できるかどうかを示します。 ( UITypeEditor から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	PaintValue	オーバーロードされます。 オブジェクトの値の視覚的な表現を描画します。 ( UITypeEditor から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	CancelChanges	コレクションへの変更をキャンセルします。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	CanRemoveInstance	コレクションの元のメンバを削除できるかどうかを示します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	CanSelectMultipleInstances	複数のコレクション項目を同時に選択できるかどうかを示します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	CreateCollectionForm	現在のコレクションを表示および編集するための新しいフォームを作成します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	CreateCollectionItemType	オーバーライドされます。 コレクションに格納するように指定されているデータ型を取得します。
	CreateInstance	指定したコレクション項目の型の新しいインスタンスを作成します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	CreateNewItemTypes	コレクション エディタでコレクションに格納できるデータ型を取得します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	DestroyInstance	オブジェクトの指定されたインスタンスを破棄します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	GetDisplayText	特定のリスト項目の表示テキストを取得します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	GetItems	オーバーライドされます。 配列の項目を取得します。
	GetObjectsFromInstance	特定のオブジェクトを含むリストを返します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	GetService	要求されたサービスがある場合は、そのサービスを取得します。 ( CollectionEditor から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)
	SetItems	オーバーライドされます。 配列の項目を設定します。
	ShowHelp	コレクション エディタの既定のヘルプ トピックを表示します。 ( CollectionEditor から継承されます。)

参照

関連項目

ArrayEditor クラス
System.ComponentModel.Design 名前空間
CollectionEditor

ArrayEditor メンバ

デザイン時に配列を編集するためのユーザー インターフェイスを提供します。

ArrayEditor データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック コンストラクタ

	名前	説明
	ArrayEditor	配列に対して指定したデータ型を使用して、ArrayEditor の新しいインスタンスを初期化します。

パブリック プロパティ

( プロテクト プロパティ も参照)

	名前	説明
	IsDropDownResizable	ユーザーがドロップダウン エディタのサイズを変更できるかどうかを示す値を取得します。(UITypeEditor から継承されます。)

プロテクト プロパティ

	名前	説明
	CollectionItemType	コレクション内の各項目のデータ型を取得します。(CollectionEditor から継承されます。)
	CollectionType	コレクション オブジェクトのデータ型を取得します。(CollectionEditor から継承されます。)
	Context	現在のコンテキストを示す型記述子を取得します。(CollectionEditor から継承されます。)
	HelpTopic	エディタのダイアログ ボックスの [ヘルプ] ボタンまたは F1 キーが押されたときにヘルプ トピックまたはトピック リストを表示するためのヘルプ キーワードを取得します。(CollectionEditor から継承されます。)
	NewItemTypes	コレクションに対して作成できる項目の有効な型を取得します。(CollectionEditor から継承されます。)

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	EditValue	オーバーロードされます。 指定したオブジェクトの値を編集します。 (CollectionEditor から継承されます。)
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetEditStyle	オーバーロードされます。 EditValue メソッドで使用する編集スタイルを取得します。 (CollectionEditor から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetPaintValueSupported	オーバーロードされます。 エディタでオブジェクトの値の視覚的な表現を描画できるかどうかを示します。 (UITypeEditor から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	PaintValue	オーバーロードされます。 オブジェクトの値の視覚的な表現を描画します。 (UITypeEditor から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	CancelChanges	コレクションへの変更をキャンセルします。 (CollectionEditor から継承されます。)
	CanRemoveInstance	コレクションの元のメンバを削除できるかどうかを示します。 (CollectionEditor から継承されます。)
	CanSelectMultipleInstances	複数のコレクション項目を同時に選択できるかどうかを示します。 (CollectionEditor から継承されます。)
	CreateCollectionForm	現在のコレクションを表示および編集するための新しいフォームを作成します。 (CollectionEditor から継承されます。)
	CreateCollectionItemType	オーバーライドされます。 コレクションに格納するように指定されているデータ型を取得します。
	CreateInstance	指定したコレクション項目の型の新しいインスタンスを作成します。 (CollectionEditor から継承されます。)
	CreateNewItemTypes	コレクション エディタでコレクションに格納できるデータ型を取得します。 (CollectionEditor から継承されます。)
	DestroyInstance	オブジェクトの指定されたインスタンスを破棄します。 (CollectionEditor から継承されます。)
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	GetDisplayText	特定のリスト項目の表示テキストを取得します。 (CollectionEditor から継承されます。)
	GetItems	オーバーライドされます。 配列の項目を取得します。
	GetObjectsFromInstance	特定のオブジェクトを含むリストを返します。 (CollectionEditor から継承されます。)
	GetService	要求されたサービスがある場合は、そのサービスを取得します。 (CollectionEditor から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)
	SetItems	オーバーライドされます。 配列の項目を設定します。
	ShowHelp	コレクション エディタの既定のヘルプ トピックを表示します。 (CollectionEditor から継承されます。)

参照

関連項目

ArrayEditor クラス
System.ComponentModel.Design 名前空間
CollectionEditor