2019年春モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:25 UTC 版)
2019年5月に全自動モデルのBRX/UBXとダブルチューナーモデルのBRW、同年7月に4Kチューナー搭載モデル、同年8月にトリプルチューナーモデルと6チューナーモデルが順次モデルチェンジされた。なお、4Kチューナー搭載モデル・トリプルチューナーモデル・6チューナーモデルは本代から品番法則が新しくなり、4Kチューナー搭載モデルは4S/4W、トリプルチューナーモデルは2T、6チューナーモデルは2Gにそれぞれ改められた。 スマートフォンアプリ「どこでもディーガ」との連携が強化され、スマートフォン上の録画番組一覧や番組表から任意の番組を選択すると直接テレビへ再生が可能となったほか、スマートフォンで再生中にシーン一覧のアイコンが表示され目的のシーンからの再生も可能となった(シーン再生は「DIGA」がインターネットに接続されており、「ディモーラ」のプレミアム会員登録が済んでいることが必要。また、地上デジタル放送でシーン情報が登録されている場合のみ可能)。また、CDリッピングの際に設定を行うことで「DIGA」でリッピングしたCD楽曲を「どこでもディーガ」を用いて宅外から聴くことも可能となった。 4Kチューナー搭載モデルは本代から「4Kディーガ」を名乗るようになった。SUZ2060後継の2TBモデルの4W200に加え、1TBのエントリーモデル4S100と4TBの大容量モデルの4W400が追加され、3機種となった。3機種共通で日本国内で市販されているブルーレイレコーダーで初めて、4K長時間録画モード(4K 1.5倍~4倍録モード)に対応し、BS4K/110度CS4K放送の長時間録画が可能となったほか、4W200と4W400は日本国内で市販されているブルーレイレコーダーで初めて、BS4K/110度CS4Kダブルチューナーとなり、BS4K/110度CS4K放送の2番組同時録画にも対応した。 4Kチューナー搭載モデル・トリプルチューナーモデル・6チューナーモデルはハードディスクに保存された新着の写真・動画や撮影ビデオを本体にブルーレイディスクを入れて設定を行うだけでブルーレイディスクへの自動保存が可能な「かんたんディスク保存」が搭載された。 BRX/UBXはHDペットカメラ(KX-HDN205)で撮影された動画の取り込みに対応したほか、UBXではさらにUltra HD Blu-rayによるHDR映像を視聴する際、HDR対応テレビの場合は映像の明るさの調節が可能な「ダイナミックレンジ調整」、HDR非対応テレビの場合は高画質映像での視聴が可能な「ダイナミックレンジ変換調整」にそれぞれ対応した(HDR非対応テレビの場合はディスクの種類により再生不可の場合がある)。 4Kチューナー搭載モデルは全機種光デジタル出力端子が廃止され、ホームシアターとはHDMIケーブルでしか繋げなくなっている(4Kチューナー内蔵ビエラとホームシアターを組み合わせる場合、ホームシアターが4Kパススルー非対応の場合は4Kディーガと4Kビエラを直接HDMI接続し、4K非対応ホームシアターはビエラとディーガの間に挟まず単独でビエラとHDMI接続する)。加えてアナログAV入力端子も全廃されており、ビデオデッキなど従来型アナログ再生機からのダビングもできなくなっている。主要BDレコーダーメーカーの中で最も早いアナログ入力全廃となった。 DMR-4W400 4Kディーガの最上位機種で、トリプルチューナー搭載(うち2基は、地上デジタル及びBS・110度CSデジタルとの兼用でBS4K/110度CS4Kチューナーを搭載)。内蔵HDDは4TB。 DMR-4W200 4Kディーガの上位機種で、トリプルチューナー搭載(うち2基は、地上デジタル及びBS・110度CSデジタルとの兼用でBS4K/110度CS4Kチューナーを搭載)。内蔵HDDは2TB。 DMR-4S100 4Kディーガの普及機種で、トリプルチューナー搭載(うち1基は、地上デジタル及びBS・110度CSデジタルとの兼用でBS4K/110度CS4Kチューナーを搭載)。内蔵HDDは1TB。 DMR-UBX8060 全自動おうちクラウドディーガの最上位機種。地上・BS・110度CSデジタル6基、地上デジタル専用5基の11チューナー搭載(チャンネル録画は最大10チャンネルまで設定可能で、このうちBS/110度CSは最大5チャンネルまで選択可能)。内蔵HDDはUBX7050から1TB増量され8TBとなった。 DMR-UBX4060 全自動おうちクラウドディーガの上位機種。地上・BS・110度CSデジタル6基、地上デジタル専用1基の7チューナー搭載(チャンネル録画は最大6チャンネルまで設定可能で、このうちBS/110度CSは最大5チャンネルまで選択可能)。内蔵HDDは4TB。 DMR-BRX2060 全自動おうちクラウドディーガの普及機種。地上・BS・110度CSデジタル6基、地上デジタル専用1基の7チューナー搭載(チャンネル録画は最大6チャンネルまで設定可能で、このうちBS/110度CSは最大5チャンネルまで選択可能)。内蔵HDDは2TB。 DMR-2G300 おうちクラウドディーガの最上位機種。6チューナー搭載。内蔵HDDは3TB。 DMR-2T200 おうちクラウドディーガの上位機種。トリプルチューナー搭載。内蔵HDDは2TB。 DMR-2T100 おうちクラウドディーガの普及機種。トリプルチューナー搭載。内蔵HDDは1TB。 DMR-BRW1060 おうちクラウドディーガの中級機種。Wチューナー搭載。内蔵HDDは1TB。 DMR-BRW560 おうちクラウドディーガの普及機種。Wチューナー搭載。内蔵HDDは500GB。
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