2014年「集団的自衛権」「ダメよ〜ダメダメ」とは? わかりやすく解説

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2014年「集団的自衛権」「ダメよ〜ダメダメ」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:28 UTC 版)

新語・流行語大賞」の記事における「2014年「集団的自衛権」「ダメよ〜ダメダメ」」の解説

2014年度年間大賞選ばれた「集団的自衛権」と「ダメよ〜ダメダメ」は「集団的自衛権(は)ダメよ〜ダメダメ」とつなげることで、集団的自衛権ひいては安倍政権反対する姿勢を示すという左派系で構成される選考委員たちの政治的な思惑働いたではないかとの疑念一部メディアにより指摘され同月行われる衆議院選挙直前時期でもあったことから物議を醸した授賞式にて、大賞の「集団的自衛権」については「集団的自衛権という用語は30数年前の『現代用語の基礎知識からすで収録されており、ずっとそれは現憲法下では『違憲』だと紹介されてきた。それが今年安倍政権の下でいきなり解釈変更されて、限定容認だが、その行使が可能となったのだから、これは大事件だ」などと紹介され同じく大賞日本エレキテル連合の「ダメよ〜ダメダメ」の受賞理由コメントでも「『壊憲と言われる7月閣議決定。『ダメよ〜ダメダメ』と高まる声を前にして、『いいじゃ〜ないの〜』とするする受け流して、気がついたら憲法解釈だけで変更されてしまったのだが、この国では、争点をしっかり掲げて投票ハッキリさせようなんて決定方法ありえないんじゃないかと思えてこりゃあ号泣』もしたくなる。そんな日本不条理な現実を、最高にシュールなコントで『大爆笑』に変えてくれたのが『細貝さんと朱美ちゃん』こと、今年一番の人気コンビ日本エレキテル連合であった」と紹介された。 選考委員鳥越俊太郎は「特定秘密保護法から始まってアベノミクス集団的自衛権原発再稼働も、国民反対しているにもかかわらず政府少しずつ推し進めた。それに対して国民気持ちを最もよく表すのが『ダメよ〜ダメダメ』」とコメントしている。また、選考委員やくみつるは、授賞式挨拶で「審査中立的な立場行ったが、大賞となった2つ言葉が並ぶと一定の意味をなす興味深い」 と述べていたが、選考委員会では集団的自衛権反対する政治的な立場から「ダメよ〜ダメダメ」と「集団的自衛権」が見出しで並ぶことを意識して大賞選んだことを後日談明かしている。 この政治的な思惑応じる形で集団的自衛権反対する立場政治家たちはTwitter流行語大賞賞賛行った社民党福島瑞穂Twitterで「今年流行語大賞に『ダメよ〜ダメダメ』『集団的自衛権』。これを合わせてダメよ〜ダメダメ集団的自衛権』。どう考えてダメです。ダメなものはダメ」とツイートし、民主党有田芳生も「(ニュース番組新語・流行語大賞報じたNHK。この並べ方がサイコー!『集団的自衛権』『ダメよ〜ダメダメ』が大賞」などと書き込んだ。しかし、自民党佐藤正久は「一部メディア政治家意図持ってその2つの言葉並べたり、くっつけた見出しを使うと思われ、特に選挙戦での利用可能性否定できないその場合、エレキテル連合が『政治利用』されて気の毒だ皆さん、どう思いますか?」とツイートし、流行語大賞政治利用批判したネットでも「左翼やりたい放題政治的な言葉選んでいると、賞のイメージ悪くなる」などの苦言相次いだまた、2014年12月時点選考委員やくみつるは、2015年流行語大賞に『総選挙安倍政権大勝して、いろいろな分野むちゃな政策が始まる。それを、総括する言葉を定義付けして「アベハラスメント」。通称「アベハラ」を流行らせようと画策している』と『週刊朝日』の座談会明かしている。

※この「2014年「集団的自衛権」「ダメよ〜ダメダメ」」の解説は、「新語・流行語大賞」の解説の一部です。
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