星型八面体
(2つの正四面体の複合多面体 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 13:40 UTC 版)
星型八面体 | |
---|---|
![]() |
|
種別 | 星型多面体、正複合多面体 |
面形状 | 正三角形: 8枚![]() |
辺数 | 12 |
頂点数 | 8 |
対称群 | Oh |
枠 | 正六面体 |
芯 | 正八面体 |
双対多面体 | 自己双対 |
星型八面体(ほしがたはちめんたい、Stellated octahedron)またはステラ・オクタンギュラ(Stella octangula)とは、正八面体からできる唯一の星型多面体であり、2つの正四面体による複合多面体である。正複合多面体の一種でもある。
星型の胞を利用したアルファベット表記ではBである。ドイツの数学者、ヨハネス・ケプラーが発見した立体で、最初に発見された星型多面体と言われている。三次元のデルタの星(星型六角形、ダビデの星)ともいえる。これは、正八面体から作ったダ・ヴィンチの星と同じ外観をしている。
枠は立方体である。つまり、頂点を繋ぐことで立方体を作ることができ、したがってまた、立方体の頂点をつないで星型八面体を作図することができる。
全ての面が合同な正三角形だが、独立した立体でない(複合体である)ため、星型正多面体には含まない。
関連項目
星型八面体と同じ種類の言葉
- 星型八面体のページへのリンク