1945年1月-沈没とは? わかりやすく解説

1945年1月-沈没

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/14 13:47 UTC 版)

第一号海防艦」の記事における「1945年1月-沈没」の解説

1945年1月1日サマ14船団護衛し高雄着。3日西方への退避命じられ船団高雄出港4日南澳島に退避5日第3号海防艦を除く第十海防隊は香港回航7日香港着。8日ホタ02船団(2隻)を護衛して高雄へ向け香港発。航行中行き先馬公変更し11日馬公着。13日高雄回航し、14日タモ37船団(7隻)を護衛して内地へ向け高雄発。途中七口洋と泗礁山を経由して23日六連着。なお、六連へ向け航行中20日、第36号海防艦黒井湾在泊中)が第十海防隊に編入する本艦24日から2月4日まで、呉海軍工廠入渠修理整備を行う。 2月4日出渠後門司へ回航し、7日からヒ79船団護衛20日シンガポール着。26日から27日まで第130号海防艦とともに94船団同行27日からヒ98船団良榮丸ぱれんばん丸)に合流するためサンジャックへ向かう。 3月3日0730時、サンジャック到着して船団合流し、同0930時には出港した。翌4日ぱれんばん丸が撃沈されたため、船団一時ツーランに避泊。第69海防艦と第134海防艦来援待ち5日ツーラン出発するが、その日のうちに良榮丸撃沈された。本艦は他艦と分離し楡林-香港間を往復しつつ待機25日ヒ88J船団合流するため楡林出発し27日夜にナトラン同船団に合流した28日朝、船団ナトラン出発したが、その日のうちに空襲潜水艦により阿蘇川丸と南丸を撃沈され、29日には第84号海防艦海興丸も撃沈された。30日三亜到着したがここでも空襲をうけたため、翌日引き払い香港回航4月4日1700時、天津風らとホモ03船団第二東海丸甲子丸)を護衛し香港出発したが、翌5日にはアメリカ陸軍機の空襲により2隻の輸送船撃沈された。6日からは残され護衛艦にも攻撃始まり厦門南方洋上本艦と第134海防艦相次いで撃沈された。この攻撃乗員175名中、海防艦長有馬國夫少佐下乗155戦死。両艦に対して横転沈没後も繰り返し機銃掃射加えられ死傷者続出し生存者20名が救助されたものの、5月2日別府海軍病院収容された1名が、5月25日までに香港海軍病舎収容され19全員沈没時の負傷により死亡し総員戦死しているためその最後定かではないまた、当艦に対す米軍機攻撃時の写真比較残されており、機銃掃射時に撮影され転覆時艦に兵士がしがみ付いている写真等が残っている。 5月25日第一号海防艦第十海防隊と第一号型海防艦から削除され帝国海防艦籍から除かれた。 時が流れた2012年厦門沖から艦の残骸発見され中国政府当局サルベージ禁ずるとともに無断引き上げられ30トンあまりの残骸差し押さえ文化財として保護している。遺留物砲弾薬莢名札人名などから、残骸第一号海防艦ではないかと言われている。

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1945年1月 沈没

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第三号海防艦」の記事における「1945年1月 沈没」の解説

1945年1月1日サマ14船団護衛して高雄着。3日、他の船団との合同命じられサマ14船団とともに高雄出港4日南澳島に到着6日単艦で南澳島を出港し7日高雄着。8日、単艦で高雄出港して基隆へ向かう。9日基隆へ向け航行中浙江省温州沖でアメリカ艦上機攻撃を受け、被爆し沈没した。この戦闘海防艦長仁科俊郎少佐下乗170名が戦死した3月10日第三号海防艦第一号型海防艦第十海防隊から削除され帝国海防艦籍から除かれた。

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