護衛戦隊一覧
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第百一戦隊 1944年11月15日編制。1945年1月12日にヒ86船団護衛中にグラティテュード作戦によるアメリカ機動部隊の空襲を受けて壊滅。同年3月25日に戦時編制から除かれ、残存艦は第一護衛艦隊に編入された。 新編時の編制:軽巡洋艦「香椎」、海防艦「対馬」・「大東」・「鵜来」・第23号・第27号・第51号 司令官:渋谷紫郎少将(1944年11月15日-1945年1月12日戦死) 第百二戦隊 1945年1月1日編制。第一護衛艦隊隷下で船団護衛や対潜掃討作戦に従事。第35号海防艦は第101戦隊が壊滅したのと同じグラティテュード作戦による空襲で沈没。「御蔵」と第33号海防艦は、1945年3月28日にアメリカ潜水艦「トリガー」を撃沈したが、同日に空襲や別の潜水艦との交戦で沈没した。 新編時の編制:軽巡洋艦「鹿島」、海防艦「屋代」・「御蔵」・第2号・第33号・第34号・第35号 司令官:浜田浄少将(1945年1月1日-) 最終時の編制:軽巡洋艦「鹿島」、海防艦「屋代」・第2号・第34号 第百三戦隊 1945年1月20日編制。第一護衛艦隊隷下で南号作戦による船団護衛に従事し、「久米」・「昭南」・第18号海防艦を失う。南方航路閉鎖後は朝鮮海峡での対潜掃討作戦にも従事し、第25号海防艦を失った。 新編時の編制:駆逐艦「春月」、海防艦「昭南」・「久米」・第18号・第25号・第60号・第67号 司令官:久宗米次郎少将(1945年1月20日-) 最終時の編制:駆逐艦「春月」、海防艦第60号・第67号 第百四戦隊 1945年4月10日編制。大湊警備府部隊として日本海北部やオホーツク海で行動し、津軽海峡や宗谷海峡を防備。寒冷地での行動に適した占守型海防艦と択捉型海防艦で構成されている。アメリカ潜水艦によるバーニー作戦で「笠戸」が大破させられた。 新編時の編制:海防艦「占守」・「国後」・「八丈」・「択捉」・「福江」・「笠戸」 司令官:渡辺清七少将(1945年4月10日-) 第百五戦隊 1945年5月5日編制。舞鶴鎮守府護衛部隊として日本海で行動し、アメリカ潜水艦のバーニー作戦に対処、日号作戦に従事。北海道空襲で第65号海防艦と第112号海防艦を失った。 新編時の編制:駆逐艦「響」、海防艦第12号・第40号・第65号・第112号・第150号・第205号 司令官:松山光治少将(1945年5月5日-) 最終時の編制:駆逐艦「響」、海防艦第12号・第40号・第150号・第205号
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