1860年 - 1861年とは? わかりやすく解説

1860年-1861年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 20:01 UTC 版)

モンロー砦」の記事における「1860年-1861年」の解説

モンロー砦南北戦争重要な役割果たした1860年12月20日サウスカロライナ州アメリカ合衆国から脱退する最初の州になった。4ヶ月後の1861年4月12日サウスカロライナ州軍隊チャールストン港のサムター砦砲火開いた5日後、バージニア州アメリカ合衆国から脱退する8番目の州となり、新しく結成されアメリカ連合国加盟したエイブラハム・リンカーン大統領直ぐにモンロー砦守り強化させ、南軍の手落ちないようにした。ここは戦争の期間を通じて北軍支配しここから北軍海陸協働遠征軍何度出発したサムター要塞の戦いから数週間後、北軍総司令官ウィンフィールド・スコットエイブラハム・リンカーン大統領バージニア州合衆国中に戻す作戦提案した。それは南部州にいる軍隊攻撃する代わりに世界からアメリカ連合国切り取るというものだった。そのアナコンダ計画アメリカ連合国海岸封鎖し砲艦ミシシッピ川流域支配するというものだった北軍海軍との協力により、モンロー砦から支配地域を両カロライナ海岸に拡げ、リンカーン4月19日サウスカロライナ州からリオ・グランデ川までの南部海岸封鎖命令し、さらに4月27日にはそれをノースカロライナ州バージニア州まで拡大することを命じた4月20日北軍の海軍ノーフォーク海軍造船所焼いて明け渡し、その過程で9隻の艦船破壊しバージニア州海岸地帯における北軍最後拠点として、オールドポイント・コンフォートのモンロー砦のみが残ることになった南軍ノーフォーク占領することで、唯一の主要造船所数千重砲手に入れたが、そこは1年間しか持たなかった。ノーフォーク周辺守備隊指揮した南軍のウォルター・グウィン准将はスーエルズポイントに砲台建設しノーフォークハンプトン・ローズ双方を守らせた。 北軍艦隊ハンプトン・ローズ派遣して封鎖強行しようとし、1861年5月18日から19日にはモンロー砦基地を置く砲艦がスーエルズポイントの南軍砲台砲火交わした。このあまり有名ではないスーエルズポイントの戦い両軍大した被害をもたらさなかった。南軍対す陸軍作戦幾つか砦から発せられており、中でも1861年6月ビッグベセルの戦い知られている。 1861年5月27日ベンジャミン・バトラー少将がその有名なコントラバンド」の決断下したのがモンロー砦でだった。これによって北軍前線内に到着した逃亡奴隷束縛の身に戻らなくてもよくなった。この命令によってバージニア州におけるバトラー作戦本部であるモンロー砦周辺北軍前線逃げてくる奴隷の波が生まれ、そこに到着すれば奴隷自由になったので「自由の要塞」という渾名付いたバトラー指揮していた時のモンロー砦は、飛行船操縦者ジョン・ラマウンテン指示で動く軍用気球基地にもなった。北軍気球司令部大統領の指名したタデウスS・Cロー教授の下に、アーリントンに近いコーコラン砦で発展したが、飛行船操縦隊長としてその地位張り合っていたラマウンテンはバトラー信任得て気球アトランティック号を使って空中偵察行った。ラマウンテンは実用的な軍事情報となった空中基地からの報告初め成功させた者とされている。ラマウンテンは後にロー気球司令部配属となったが、ローとの内輪揉め続いた後で軍役から解任された。ローは後にモンロー砦正規軍用気球割り当てることになった

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