かん【×竿】
かん【×竿】
さお〔さを〕【×竿/×棹】
読み方:さお
[名]
1 枝・葉を取り払った竹や木の細長い棒。物干し竿・釣り竿・旗竿など。合成樹脂・金属製もある。
2 水底に突っぱって舟を進ませる長い棒。水棹(みさお)。「流れに—をさす」
5 三味線・胡弓などの胴から上の、糸を張る長い柄の部分。また、三味線のこと。「—が入る」「太—」
8 雁(がん)が1列になって飛んでいる状態。「—になれ、鉤(かぎ)になれ」
3 羊羹(ようかん)などの棹物菓子を数えるのに用いる。「練り羊羹一—」
[下接語] 鳴る竿・水(み)竿(ざお)衣紋(えもん)竿・掛け竿・殻(から)竿・間(けん)竿・刺(さ)い捕り竿・竹竿・中(ちゅう)棹・継ぎ竿・釣り竿・釣瓶(つるべ)竿・手棹・鳥竿・鳥刺し竿・延べ竿・幟(のぼり)竿・秤(はかり)竿・歯竿・旗竿・太棹・干し竿・細棹・黐(もち)竿・物干し竿・雪竿
竿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/11 03:44 UTC 版)
竿(さお)は、何らかの道具として使用する細長い棒である。原義は竹から枝葉を取り払ったもののことであったが、同じ用途の竹以外の材質のものも同じ名で呼ぶようになった。
概要
材質を強調する場合、竹製の竿を竹竿(たけざお)、竿に加工した竹を竿竹(さおだけ)と呼ぶ。ただし、それ以外の材で作られた竿に、固定された特別の呼称は無く、単に「竿」と呼ぶか、もしくは「○○製の竿」と呼ぶ。また、物干し竿の販売業者(古くは物売り)による移動販売[1]の売り声(客に告知するための定型化した掛け声)は、材質が何であろうとも、今も変わらず、もっぱら竹製であった昔ながらの「竿屋、竿竹」あるいは「竿竹」であることが多い。
用途に応じた呼び分けとしては、主なものに、洗濯物を干すための物干し竿、釣りをするための釣り竿、旗をつけるための旗竿、一定の長さを測るための間竿、釣瓶を吊り下げるための釣瓶竿などがある。
俗語
日本語では、形状その他が竿のようであることから「竿」および「肉竿」は陰茎を意味する隠語である。また、そこからさらに転じて、昭和時代にはAV男優のような男性機能によって仕事をする人を「竿師」の意をもって「サオ師」と呼んでいた。他にも、一本の竿(あるいは、棒)を通じて関連付けされているという意味合いから、特定の一人の男性と性行為をしたことがある複数の女性たちのことを竿姉妹(あるいは、棒姉妹)と呼ぶ。反対語は穴兄弟である。
脚注
関連項目
竿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 15:10 UTC 版)
もっとも長い柱の部分。雪見型に代表される背の低い灯籠ではよく省略される。円筒状が一般的であるが、四角形、六角形、八角形のものも見られる。節と呼ばれる装飾がよく用いられる。
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竿
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