ヶとは? わかりやすく解説

か【箇/個/×个】

読み方:か

接尾助数詞。数を表す漢語付いてものを数えるのに用いる。「三—月」「五—条」「数—所」

[補説] 「箇」の略体「个」を「ケ」と略したところから、「三ヶ月」のようにも書く。この「ケ(ヶ)」は、「介」から出たかたかなの「ケ」と同形になっているが、起源異なる。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/15 03:56 UTC 版)

五十音と撥音


  1. ^ 三省堂大辞林」では〔「个」の代わりに片仮名「ケ」も用いられる〕と説明している。
  2. ^ 「ケ月」の使用は間違っているか。”. レファレンス協同データベース. 国立国会図書館 (2007年8月8日). 2016年11月8日閲覧。
  3. ^ 自治体によっては、正式表記に大きな「ケ」を使っている(袖ケ浦市鎌ケ谷市など。外部リンク先参照)。また、東京都新宿区市谷(いちがや)は、地域建物通称などには「市ヶ谷」が使われ、東京地下鉄(メトロ)と東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅名のみ「市ケ谷」と表記されており、同じく千代田区の「かすみがせき」は、住所表示が「霞が関」、地下鉄の駅名が「霞ケ関」となっている。このように表記は揺れる場合がある。他には、「雑司が谷」の「雑司ヶ谷霊園」、「雑司ケ谷停留所」、「雑司谷中学校」や、住所表示が「七里ガ浜」で、江ノ島電鉄の駅名が「七里ヶ浜駅」となっている七里ヶ浜などの例もある。なお、中国語での表記はこの「ヶ」や「ケ」は省略される。
  4. ^ ケ樣に申し候は――(「赤尾道宗二十一ケ條略解」p.55。近代デジタルライブラリー収録)
  5. ^ JIS X 0208 「4.定義」「5.3 名前」。後継のJIS X 0213、国際符号化文字集合のJIS X 0221にも同様の記述がある。
  6. ^ JIS X 0213 解説「4.4.7 平仮名」。


「ヶ」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 12:29 UTC 版)

字源

「箇」の部首である一部。又は、「箇()」の略体である「个」の変形

別字源として片仮名ケの捨て仮名小書き仮名)。

接尾辞

  1. /)箇、別表記。(同義記号: ヵ)

助詞

  1. )が。主に地名を表す固有名詞の中で使われる
    • 自由丘駅

片仮名

  1. 送り仮名添え仮名として用いる。
    • (わけ)

文字コード

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