*輪とは? わかりやすく解説

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1.土星の環(わ)。

第三半球物語稲垣足穂)「泣き上戸」 ある晩、土星街角バー入ろうとしたが、入口に環がつかえたので、環を外して表へ立てかけておく。そのあと自動車がやって来て、酒壜をひいてタイアパンクした運転者は、目の前に立てかけてある手頃な環を、タイア代わりに車輪にはめて、行ってしまう。バーから出て来土星は、自動車追いかけて、転がって行った

★2a.(ち)の輪を腰につける

備後国風土記逸文 武塔(むた)の神(=速須佐雄能神)が、かつて饗応された返礼として(*→〔宿〕1b)、蘇民将来女児の腰に、茅の輪をつけるよう教えたその夜、武塔の神は、蘇民将来女児1人をのぞき、他をすべて殺し滅ぼした。そして「後世、疫気(えやみ)がある時には、『蘇民将来子孫と言って茅の輪を腰につけている人は無事であろう」と教えた

★2b.大きな(ち)の輪をくぐる。

蘇民将来茅の輪伝説 ハヤスサノヲノ神が蘇民将来に、疫病免れる方法教えた(*→〔宿〕1b)。「子々孫々にいたるまで、あなたの名前(蘇民将来)を戸口に貼り、茅の輪作ってこれをくぐれ。そうすれば疫病免れることができるであろう」。以来茅の輪くぐりが、疫病よけ年中行事となった広島県芦品郡新市町)。

★3.巨大な環をくぐって宇宙彼方惑星到る

スターゲイトエメリッヒサハラ砂漠古代遺跡から、直径メートル鋼製の環が発見された。米軍チームがその環(スターゲイト)をくぐり、宇宙彼方未知惑星到る惑星は、独裁者ラー支配されていた。遠い昔ラー地球訪れ人類指導して古代エジプト文明作り上げた後、大勢エジプト人を奴隷として引き連れ、この惑星移り住んだのである。しかし今、ラー地球攻撃しようとしていた。米軍チーム激し戦闘の後ラー倒して地球へ帰還した〔*チーム一員である考古学者ダニエルは、惑星に住む娘シュリ伴侶として、そのまま惑星とどまった〕。

*輪に「長さ」があれば、「トンネル」になる。トンネル抜けて異郷へ行く→〔トンネル1a

★4.輪の中に立つ子供

コーカサス白墨の輪』ブレヒト領主夫人の子供を、召使いグルシェが我が子のようにいつくしんで育てるが、領主夫人がやって来て子供返せ」と要求する村役場書記アツダクが裁判官となり、白墨地面に輪を描いて、その中に子供立たせる2人の女は輪の両脇から、子供左右の手引っ張る。グルシェは「子供引き裂いてはいけない」と思って手を離し領主夫人子供引き寄せる。アツダクは、「子供はグルシェのものだ」と判決を下す

子供身体2つ切り分けよ、との裁き→〔裁判1aの『列王紀』上・第3章

金の輪を回す少年→〔死神〕5bの『金の輪』(小川未明)。





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