駅舎改良とは? わかりやすく解説

駅舎改良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 06:46 UTC 版)

多摩川駅」の記事における「駅舎改良」の解説

東急目蒲線」も参照 1988年11月から1997年6月にかけて、東横線複々線化事業一環として田園調布 - 多摩川(旧・多摩川園)間改良工事が行われた。それに伴い、当駅についても駅舎大規模改造工事が行われた。閑静な住宅街の中での工事夜間工事できないため、長期にわたる難工事となった改良工事前までは開業当時からの駅舎であり、改札口現在の南口にしかなかった。現行の駅舎旧駅面影を全く留めていない東横線目蒲線別線で、田園調布多摩川当時多摩川園)の両駅間の土塁複々線走っており、田園調布駅とともに3面4線の形態であったが、改良工事着手後は2面4線に改められた。目蒲線は当駅から沼部方面なだらかに坂を下って多摩川第一踏切平面となり、駅を出てすぐの所に多摩川園への入口となるコンクリート製ガードがあった。東横線横浜方面ホーム多摩川橋梁への急カーブかかっており、下り横浜方面線路ホーム車両離れているのでカント付けられず、上り線よりカーブ外側にも位置するにも関わらず駅を通過する急行徐行運転を余儀なくされていた。また上り線は最後尾車両が傾いたまま停車するため、朝ラッシュ時にはドアが開くと人が降ってくるような状況で、いずれにせよ乗降危険なであった複々線化事業に伴い目蒲線は当駅で分断され目黒方面東横線と同方向同一ホーム2面4線の高架ホームとして50mほど田園調布寄り移動して曲線ホーム解消させた他、蒲田方面新たに1面2線の地下ホームでの営業となった目蒲線地下への線路付け替え工事終電始発電車までの間に行われ一夜にして切り替わったまた、多摩川橋梁の所で交差する東京都道11号大田調布線多摩堤通り)のガードの高さが3.3mしかなく、トラック衝突して死亡事故発生していたため嵩上げされ、当駅も旧駅より高くなった。 当初田園調布駅とともにエレベーター設置する予定はなかったが、地元住民運動により設置決定され、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}その後日本の鉄道駅本格的なバリアフリー化嚆矢となった。[要出典] この工事多摩川橋梁替・増設工事1997年12月完成)と新丸子武蔵小杉間線増工事2000年9月完成)に先行して行われたため、2000年8月6日目黒線営業開始までの間、目蒲線新し地下駅利用し、そこから田園調布方面直通していた。この線路その後連絡線として使われており、田園調布駅から当駅に向かってすぐ、地下へのトンネルを見ることができる。なお、目黒線開業までは現・目黒線線路敷設されていなかった。

※この「駅舎改良」の解説は、「多摩川駅」の解説の一部です。
「駅舎改良」を含む「多摩川駅」の記事については、「多摩川駅」の概要を参照ください。

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