小手指 - 入間市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:25 UTC 版)
小手指駅を出た列車は、右側に小手指車両基地を眺めながら進む。ここまで来ると車窓には武蔵野の面影残す雑木林や畑が住宅に混ざって見えてくる。また、天気の良い時には富士山が望めることがある。 貨物輸送時代の側線を残す狭山ヶ丘駅構内でカーブして進路を北に変える。この側線は深夜に車両が留置される。 ほどなく対向式ホームの武蔵藤沢駅が見えてくる。武蔵藤沢駅構内は、通常のバラスト軌道ではなく、コンクリートの省力化軌道で敷設されている。駅舎改良工事と共に、駅前は再開発された。 武蔵藤沢駅を出発して国道463号(行政道路)の建武橋の下をくぐり過ぎると、ひたすら航空自衛隊入間基地(とその跡地)の中を通り抜ける。車窓東側には、自衛隊の航空機を多数眺めることができる。かつてはここに、自衛隊への物資輸送のための下原駅という貨物駅が設置されていた。 稲荷山公園駅は狭山ヶ丘駅と同様にホームが大きくカーブしている。 稲荷山公園駅を出発するとほどなく入間市駅に到着する。毎年11月3日の入間航空祭開催時は同駅折り返し列車が運行される。なお、入間市駅には上下線間の亘り線が存在しないため、折り返し列車は次の仏子駅の中線を利用して折り返す。また、米軍ジョンソン基地(現入間基地)跡地の影響により、入間市駅を過ぎるまでは市街地を一望できない。
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