電着塗装とは?

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でんちゃく‐とそう〔‐トサウ〕【電着塗装】

水性塗料水溶性樹脂電解液とし、電着作用によって金属表面塗料樹脂塗装膜を作ること。自動車車体部品下塗りなど、複雑な形状塗装利用


電着塗装

英語 electric deposition coating

ビヒクル(塗料中で顔料分散している液状成分)をイオン化して、希薄な水溶液または水分散体とした塗料中に塗物電極を浸して通電し、塗料電気泳動により被塗物上に移動析出させて塗膜を形成させるものをいう。吹付け塗装比べ(1)塗着効率が高く防錆効果大きい(2)電極調整膜厚バラツキ少なくできる(3)電圧通電時間調整膜厚管理しやすい(4)析出生成した塗膜は不溶化しており、水洗するのみで焼付け工程に入ることができる、などの特徴をもち、自動車電気はじめとして広く使用されている。自動車では塗料プラスイオン化し、クルマ陰極として通電するカチオン電着塗装を使用している。単に電着ともいう。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

電着塗装

電着塗装の原理電気めっきと似た方法であり、水溶性塗料を満たした塗料中に金属製の被塗物を浸し、これを陽極又は陰極として直流電圧をかけると、塗膜形成成分が負又は陽に荷電し、被塗物表面電着する。こうして塗膜を形成する方法である。被塗物陽極とする場合アニオン電着陰極とする場合カチオン電着と呼ぶ。
  電着塗装は他の塗装法に比べ、複雑形状でも均一膜厚が得られるので防食性が高い塗装が行え、膜厚管理用意である。また塗料ロスがなく、衛生的公害対策面から利点大きい。これらのことから自動車部品家電製品サッシなどの建材への塗装方法として工場ライン生産で使われている。
  欠点としては、設備大型化すること、被塗物導電性に限られること、厚膜化が困難なことなどがある。
  カチオン電着cation electropainting)は被塗物陰極とし、塗膜成分を負に荷電させて行うが、この場合塗料浴中へ金属イオンが溶け出さないため特に防食性に優れている。これを利し自動車ボディプライマー塗装として利用されている。

電着塗装

適している分野・使用事例

アニオン電着塗装自動車自動車部品家電製品サッシなど建材カチオン電着塗装=自動車ボディプライマー)など防食塗装

※本用語集は、索引元の東大阪市製造業支援サイト「東大阪市技術交流プラザ」において、平成16年度委託事業で構築したコンテンツです。



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