野溝美子とは? わかりやすく解説

野溝美子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 02:05 UTC 版)

のみぞ みこ
野溝 美子
プロフィール
本名 西村 美子[1]
(旧姓:野溝)
出身地 日本  熊本県熊本市東区
生年月日 (1975-02-15) 1975年2月15日(50歳)
血液型 O型
最終学歴 津田塾大学
勤務局 熊本放送
部署 報道制作局放送部(1997年 - 2015年)
→報道制作局アナウンス部(2015年[3] - 2023年、2017年より次長)
→ラジオ局ラジオ制作部(次長)[1](2023年-2025年)
→総務局総務課(部長代理)(2025年 - )
職歴 放送局社員(アナウンサー
→ラジオパーソナリティおよびラジオプロデューサー
→総務部員)
活動期間 1997年 - 2025年
ジャンル 地域報道
ローカルバラエティ
配偶者 あり
公式サイト RKKアナウンサールーム
出演番組・活動
出演経歴 午後2時5分一寸一服
RKKワイド夕方いちばん 等多数
その他 熊本地区地上デジタル放送推進大使

野溝 美子(のみぞ みこ、1975年2月15日 - )は、日本の元アナウンサー熊本市東区出身。熊本放送(RKK)社員で、元同局アナウンサーである。

来歴・人物

幼稚園生の頃からアナウンサーを志し、NHK総合報道番組ニュースセンター9時』を担当していた宮崎緑に憧れていた。父親の仕事の都合で、小学1年・2年を沖縄県、3・4年を福岡県で過ごした後、4年生の3学期に熊本市立健軍小学校に転入。

熊本市立東町中学校熊本県立熊本高等学校津田塾大学英文科卒業後、1997年にRKKに入社[4]。同期のアナウンサーはは本田恭子

当初はテレビ番組を中心に活動し、入社直後の1997年10月からは江越哲也が司会を務めた番組『ニュースな気分ビバ!』のサブ司会に起用される。また、2000年から2002年にかけては土曜午前に放送されていた『どよテン』に出演していた。

2003年秋から、前述の『どよテン』の司会であった先輩アナウンサーの木村和也とともに、テレビの夕方ワイド番組『RKKワイド夕方いちばん』の司会(2代目女性MC)を務めることとなる。当初は初代女性司会の長船なお美の産休・育休入りに伴う登板であったが、2004年初頭の長船の復帰と同時に木曜・金曜担当となり[5]2012年から2014年にかけて産休・育休による一時降板こそあるが、番組終了の2015年3月までまで永年にわたり務める。また、並行して2011年7月24日に行われた地上波テレビのデジタル放送への完全移行に向けた「地上デジタル放送推進大使」(後述)も務めていた。

2009年4月からは更に並行して『週刊山崎くん』の司会(5代目女性MC)を務める[6]。同年11月20日放送の『夕方いちばん』内で結婚を発表し、「九州実業団対抗毎日駅伝大会」の中継録画放送により放送休止となった同年11月23日に挙式を上げた[7]。その後2012年9月7日限りで第1子産休の為、『夕方いちばん』を、9月12日[8]限りで『週刊山崎くん』を降板、いずれも後輩アナウンサーの柿木綾乃に引き継ぐが、前者については2013年10月23日の職場復帰後、2014年4月から復帰した。

2015年3月の『夕方いちばん』番組終了と前後して、活動の主軸をラジオに移し、2005年以来久々に担当する『午後2時5分一寸一服』火曜パーソナリティおよび、午後の帯ワイド『小松士郎のラジオのたまご』(ラジたま)の火曜アシスタントを担当することとなる。両番組とも2017年2月の第2子産休・育休入り直前まで担当した。2019年1月に職場復帰。

育休中の2017年9月改編で『ラジたま』が終了した為、ラジオの帯ワイドへは復帰とならなかったが、2020年10月に後継番組の『ラジてん』がリニューアルされた際に改めてレギュラー起用される。ここでも『夕方いちばん』以来の木村和也とのコンビでの担当となった。尚、この当時野溝はアナウンス部次長であった。

2023年の人事異動でラジオ制作部次長としてラジオ局に異動[1]し、当時ラジオ制作部長だった、元先輩アナウンサーの江上浩子と共にRKKラジオの専属パーソナリティを兼務することとなる。この異動の折『ラジてん』を降板するが、翌2024年4月よりプロデューサーとして同番組に復帰、2025年3月の帯番組形態解消までの最後の1年間を見届けた。

産前産後休業の期間を含め28年弱にわたりアナウンサーおよびラジオパーソナリティとして活動したが、 2025年4月の組織改編と共に総務部へ異動となり、以後完全に裏方に徹することとなる。

嗜好・挿話

  • 座右の銘は「何事からも学ぶ」。
  • 局の看板アナウンサーであり実力もある一方で、若手時代から個性が強く、また先輩アナウンサーの木村和也との共演時を中心にハプニングも多かった。一例として、アナウンサー時代最末期に出演していた『ラジてん』においては、早とちりで音声カフを下げ忘れ、本来放送では流れないはずのスタジオでの会話が放送に乗ったり、会話の流れから意図せずきわどい台詞[10]を発したこともあった。

過去の出演・担当番組

ラジオ

アナウンサー時代

  • 午後2時5分一寸一服(木曜担当)
    • 1999年頃から2005年3月迄火曜日を担当しており、2015年4月より木曜担当として再びレギュラー担当に。その後産休をはさみ、2019年より三たび担当していたが、2023年3月を以て降板。
  • Oh!昼もいちばん
  • 美子のラジっ子クラブ
  • 山崎町 おとなの時間
  • RKK Count Down Cafe(2009年4月 - 2009年9月27日放送まで)
    • 2009年4月の放送開始からシンガーソングライターの野多知大輔とパーソナリティーを務めていたが、野多知が急遽音楽活動に専念せざるを得ない状況となったため、6月28日放送をもって番組を卒業。
      翌週7月5日放送より単独での出演となった。しかし2009年10月からの番組リニューアルに伴い、2009年9月27日放送をもって自身も番組を卒業した。
  • キムカズ・美子の土曜もいちばん!
  • 小松士郎のラジオのたまご(火曜担当アシスタント、2014年4月-2017年2月
    • 代打で水曜を担当したこともある。
  • ラジてん(水曜MC、2020年9月30日 - 2023年3月29日[9]
    • レギュラー入りする以前にも2019年1月28日[11]・11月6日[12]には木村和也、2019年4月29日[13]は須藤あきの代理として出演歴がある。後者の代打出演時には木村との共演だった為、番組冒頭で夕方いちばんのテーマ曲、They Might Be Giantsの「Yeh Yeh」が流れた。
  • お話し玉手箱(日曜18:30 - 18:40)
  • Dr.福田の優しい女性の医学(2020年9月23日までは毎週水曜の「ラジてん」内で放送、同年9月29日から独立番組化され火曜17:20 - 17:30)

ラジオ局在職時

テレビ

※いずれもアナウンサー時代

  • 週刊山崎くん(5代目番組MC、2009年-2012年9月12日
    • 産休に伴いそのまま降板。
  • RKKワイド夕方いちばん(月曜 - 金曜→木曜・金曜MC。2003年-2012年9月7日・2014年4月4日-2015年3月27日)
    • 2009年から2012年にかけては、レギュラーではない水曜日にも『週刊山崎くん』の番宣で出演することが多く、実質レギュラーのような状態になっていた。
  • 世界陸上大阪大会応援たすきキャラバン RKK代表
  • ニュースな気分ビバ!
  • どよテン
  • 手取本町1番1号
  • みてみてテレビ

スタッフとして

ラジオ

  • ラジてん(プロデューサー)(2024年4月 - 2025年3月)

熊本地区地上デジタル放送推進大使

2011年7月24日移行時点での野溝以外のメンバーは以下のとおり。括弧内肩書は2025年現在だが、当時NHK熊本放送局に勤務していた池田伸子を除き、局アナとしては現職ではなくなっている。

出典

  1. ^ a b c 4月1日付で組織変更と人事異動····熊本放送”. KUMAKEI ONLINE. くまもと経済. 2023年10月10日閲覧。
  2. ^ 3月1日付で組織改編と人事異動 熊本放送 編成、営業局新設”. KUMAKEI ONLINE. くまもと経済 (2015年2月17日). 2022年2月4日閲覧。
  3. ^ 2015年4月実施の組織改編[2]に伴う自動転籍。
  4. ^ 「わたしのタイムカプセル」、『熊本日日新聞』2011年7月2日号16、17面。
  5. ^ 長船は月曜・火曜・水曜の担当となり、番組終了までこの体制が続く。数カ月に一度、番組内の企画で2人で登場することもあり、総称として「なおみこ」と呼ばれることがあった。
  6. ^ 先輩アナウンサーで人事異動で降板した江上浩子から引き継ぐ。従来この番組は木曜日放送だったため出演が難しかったが『総力報道!THE NEWS』編成の影響で、放送曜日が水曜日に移り出演しやすくなったことで起用となった。
  7. ^ :祝!結婚-キムカズ発信”. 2012年11月22日閲覧。
  8. ^ :ご報告 野溝美子です”. 2012年11月22日閲覧。
  9. ^ a b 放送後記(3/29Wed)”. ラジてん. 熊本放送 (2023年3月29日). 2025年6月20日閲覧。
  10. ^ ボードゲームの話題で「パチンコ」を連想、とっさに思い出せず「パ・・・、チンコ」と言葉に詰まってしまい[9]、結果として男性器を連想させる言い方となったもの。これにはこのとき出演していたゲストおよび、永年の付き合いである木村も驚嘆し失笑していた。
  11. ^ :1月28日のラジてんは!”. ラジてん. 熊本放送 (2019年1月28日). 2019年10月11日閲覧。
  12. ^ :11月6日(水)のラジてん♪”. ラジてん. 熊本放送 (2019年11月6日). 2019年12月15日閲覧。
  13. ^ 4月29日(月)のラジてん♪”. ラジてん. 熊本放送 (2019年4月29日). 2019年5月20日閲覧。

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