重商民族ルプラストリエ
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「ハンドレッドソード」の記事における「重商民族ルプラストリエ」の解説
ザーン・カリオステア 重商民族ルプラストリエの貴族で、「シュ・カント」と呼ばれる組織のNo.2。男性。27歳。 上級統尉の要職にあり、北方作戦軍を率いている。理知的で冷徹なその性格は「シュ・カント」という組織を体現していると言える。自身も浮遊騎兵を操る戦士だが、ゲーム中ではさほど強くはない。 エリス・アーリントン 機械化弓兵部隊を率いる、ルプラストリエの名門カリオステアの執事家・アーリントン家の次女。22歳。 姉が家を継ぐ為に才能を発揮する場所を求めて軍人となる。女性らしい洞察力を持ち現実主義者で生真面目。「シュ・カント」関しても当初は平和の為に国家運動に参加したが運動が先鋭化するに従い自らの主張に疑いの目を向けるようになる。 ゲエル・ロードキルヒ 代々ルプラストリエ陸軍騎兵部隊を率いるロードキルヒ家の嫡子。26歳。 「シュ・カント」には興味を持たない人物だったが、運動の隆盛に従い戦列序列が変化し、正規軍が機械化の精鋭組織軍である「シュ・カント」の指揮下に入る及び除隊を願い出てシュ・カント騎兵軍に参加した。名誉欲に駆られた野心家で軍人の出身ではないカーンを上官である事をに不満を持っている。 ナタリア・バケット エリスと共に機械化弓兵部隊を率いる二流貴族・バケット家の長女。22歳。 親友であるエリスに付き添う軽い気持ちで「シュ・カント」に参加。明るくこだわりの無い性格でシュ・カントでは異彩を放っている。 イング・ゴトレーシュ ルプラストリエ機械化弓兵部隊を率いる女性将校。21歳。 献身的なシュ・カントの将校で、その熱狂ぶりはルプラストリエ貴族では一般的な姿と言える。性格は無口で目立たないほど地味であるが、粛粛と使命をこなす。その為、任務に迷いを見せるエリス、名誉しか頭にないロードキルヒ、能天気なナタリアを軽蔑している。 ウーデット・テレジエンシュタット ルプラストリエの独自の美意識をもった人気オペラ歌手。自らの声を魔術とする魔道士。 気まぐれに北方作戦軍に参加。爛熟した文化の担い手である芸術家らしく自由と美的を愛している為、規律と簡潔、純潔を強制する黒づくめのシュ・カントと毛嫌いしている。 マリリアン ウーデットに次ぐ人気オペラ歌手で魔道士。男性。 ウーデットとは異なる。暑苦しいまで親しみやすさがウリと、自分を位置づけている。おまけにウーデットを勝手に盟友扱いにしてつきまとい友情の証として北方作戦軍に従軍してくる。シュ・カント運動については解っているようで、実際は何も解っていない。本名は「ゴリアン・バガロビガロ」。 ベルベル・ルプラストリエ ルプラストリエの商人王。 世界の冨を一身に集める為、世界大陸征服を目論む俗物。金銀財宝などの形あるものにしか興味が無く、いかなる世界観や宗教もロマンも信じない合理主義者。全ての政を腹心のシープ・ビーに任せて。自らは美食と遊興に打ち興じる人物。その反面文化と芸術に関しては誠実な保護者側面を持っている為、ルプラストリエに他の大陸から様々な才能が集まっている。 シープ・ビー ベルベルの執事であり軍事宰相でもあり謎の人物。 ベルベルの金権主義的な勢力拡張策を裏で支える無神論主義者であり、民族や土地と言う価値観では平和は得られぬと言う先進的な思想の持ち主でもある。ベルベルの保護の下で特殊部隊「シュ・カント」を組織し、ルプラストリエ貴族の若者達を中心に「大陸世界の恒久平和」を目指している。
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