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道笑町

読み方:ドウショウマチ(doushoumachi)

所在 鳥取県米子市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒683-0064  鳥取県米子市道笑町

道笑町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/07 06:18 UTC 版)

道笑町(どうしょうまち[1][2])は、鳥取県米子市の町名。郵便番号は683-0064[3]。1 - 4丁目がある。

地理

米子市の中央部、米子市街地の東部[1]

歴史

江戸期米子城下十八町の1町[1]。町名の由来は、米子荒尾家医師・英道笑が居住していたことにちなむ[2]1889年明治22年)に米子町、1927年(昭和2年)から米子市に所属する[1]1945年(昭和20年)、米子鉄道郵便局設置[1]

経済

産業

かつて存在した商工業者は、醤油醸造の末次、類商並に質商の益尾、油類鬢付蝋燭製造卸商並金穀貸付業の益尾[4]、各種油生蝋商の益尾、陶器商の益尾、金物商並に度量衡製作業の松村、内外砂糖並に硫曹肥料の名島[5]缶詰商の矢野[注 1]呉服太物商 酒醤油醸造金穀貸付業の三好[注 2]商の三好、砂糖商の三好、荷車製造の梅林[7]などがいた。

店舗・企業
かつて存在した店舗・企業
  • 矢野商会(諸缶詰、刻蒲鉾製造販売)[9]
  • 米子信託[9]

世帯数・人口

明治初年の戸数・人口は、130戸・447人[1]1888年(明治21年)の戸数は農業25戸、商業70戸、雑業27戸[1]。世帯数・人口は1923年大正12年)、415世帯・1950人[1]1955年昭和30年)、715世帯・3010人[1]1965年(昭和40年)、838世帯、3019人[1]1975年(昭和50年)、732世帯・2345人[1]

2024年(令和6年)8月31日現在、1丁目は59世帯・104人、2丁目は121世帯・213人、3丁目は270世帯・575人、4丁目は255世帯・538人[10]

出身人物

文化

政治・経済

軍人

脚注

注釈

  1. ^ 『帝国信用録 第29版(昭和11年)』には矢野藤十郎の職業は「乾物」とある[6]
  2. ^ 『日本全国商工人名録』には「呉服太物商 酒醤油醸造金穀貸附業 道笑町 三好八治郞 支店」とある[4]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』579 - 580、871頁。
  2. ^ a b 道笑町とは”. コトバンク. 2024年10月3日閲覧。
  3. ^ 米子市の郵便番号一覧”. 日本郵便. 2024年10月3日閲覧。
  4. ^ a b 『日本全国商工人名録』1117 - 1118頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月10日閲覧。
  5. ^ a b 『関西実業名鑑 明治41年』伯耆国米子町6、8頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月7日閲覧。
  6. ^ 『帝国信用録 第29版(昭和11年)』鳥取県や6頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年2月19日閲覧。
  7. ^ 『陰陽八郡郡勢一斑』131 - 133頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年2月19日閲覧。
  8. ^ 会社概要”. 有限会社益尾地所. 2024年10月7日閲覧。
  9. ^ a b 『米子の栞』広告(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年2月28日閲覧。
  10. ^ 米子市町別人口世帯数統計表” (PDF). 米子市. 2024年10月3日閲覧。
  11. ^ a b 『米子商工案内 昭和9年版』65、食料品11頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月5日閲覧。
  12. ^ 『日本紳士録 第31版』付録 全国多額納税者 鳥取県55頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月3日閲覧。
  13. ^ 『人事興信録 第6版』ま92頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月3日閲覧。
  14. ^ 『人事興信録 第13版 下』マ42頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月3日閲覧。
  15. ^ 『大日本商工録 昭和6年版 全国 13版』鳥取県22頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年11月26日閲覧。
  16. ^ 『帝国名望家大全』290頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年2月21日閲覧。
  17. ^ a b 『大衆人事録 昭和15年改訂13版』863頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月3日閲覧。

参考文献

  • 白崎五郎七 編『日本全国商工人名録』日本商工人名録発行所、1892年。
  • 吉野民司 編『帝国名望家大全』吉野民司、1895年。
  • 橋本治策 編『関西実業名鑑 明治41年』関西実業名鑑編纂所、1908年。
  • 﨏雨村 編『陰陽八郡郡勢一斑』陰陽八郡時報社、1917年。
  • 丹羽且次 編『米子の栞』米子町、1919年。
  • 交詢社 編『日本紳士録 第31版』交詢社、1927年。
  • 人事興信所 編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
  • 大日本商工会 編『大日本商工録 昭和6年版 全国 13版』大日本商工会、1931年。
  • 『米子商工案内 昭和9年版』米子商工会議所、1934年。
  • 帝国興信所 編『帝国信用録 第29版(昭和11年)』帝国興信所、1936年。
  • 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 昭和15年改訂13版』帝国秘密探偵社ほか、1940年。
  • 人事興信所 編『人事興信録 第13版 下』人事興信所、1941年。
  • 角川日本地名大辞典 31 鳥取県』角川書店、1982年。

道笑町(米子市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 15:15 UTC 版)

日本の人名地名一覧」の記事における「道笑町(米子市)」の解説

江戸時代からの地名御典医の英道笑が住んでいたことによる

※この「道笑町(米子市)」の解説は、「日本の人名地名一覧」の解説の一部です。
「道笑町(米子市)」を含む「日本の人名地名一覧」の記事については、「日本の人名地名一覧」の概要を参照ください。

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