太物とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 労働 > 職業 > 太物 > 太物の意味・解説 

ふと‐もの【太物】

読み方:ふともの

絹織物呉服というのに対して綿織物麻織物など太い糸の織物総称

衣服にする布地総称反物(たんもの)。


太物

読み方:フトモノ(futomono)

麻織物綿織物総称


太物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 06:18 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

太物(ふともの)は、和服用の織物の呼称の一つ。絹織物に対して綿織物麻織物を太物と称した[1]

着物、すなわち本義としての呉服があり、その繊維と比較して太い木綿を主として、太物と呼んだ。

歌川広重 名所江戸百景 『大伝馬町ごふく店』

江戸時代からの呉服商の看板に「呉服 太物商」の表記が見られる[2]

2000年代現在では、呉服・太物を区分する例は少なく[3]、 一般的に呉服や和服・着物が、素材の種別を問わず総称として使用されることが多い。

また、繊維の種類も多様化しているため、昭和時代以降の太物といえば、ウールも包含される。

脚注

  1. ^ 日本国語大辞典(小学館
  2. ^ 石川英輔 2009, p. 118.
  3. ^ 日本大百科事典(小学館)

参考文献

関連項目

外部リンク


「太物」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



太物と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「太物」の関連用語

太物のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



太物のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの太物 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS