御典医とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 労働 > 職業 > 医者 > 御典医の意味・解説 

ごてん‐い【御殿医/御典医】

読み方:ごてんい

江戸時代幕府大名召しかかえられ医者。おさじ。御殿医者。


御典医

読み方:ごてんい

名詞典医」に、接頭辞「御」がついたもの。
丁寧表現の辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

御典医

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/28 07:59 UTC 版)

御典医(ごてんい)とは、典薬寮に所属する医師のことであり、単に典医ともいう。転じて、江戸時代には将軍家や大名に仕えた医師もこの名称で呼ぶようになった。この場合、御殿医と表記することもある。

典薬寮医師という意味での御典医は、名誉職であった典薬頭を除き、実際に天皇の治療に携わる医師のことを指した。近世では優秀な民間医が典医に登用されると同時に官位を与えられ、地下人の身分となるケースがほとんどを占めた。

一方、武家の御典医は、将軍や藩主と身近に接する立場で、武士に準ずる身分であった。なお、幕府の御典医は奥医師、藩のは藩医と呼ばれていた。

関連項目


御典医

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 10:19 UTC 版)

村上忠順」の記事における「御典医」の解説

天保9年1838年)には長女が、天保10年1839年)には長男・忠圀(ただくに)が、天保11年1840年)には次女が、天保12年1841年)には三女が、弘化元年1844年)には次男忠明ただあき)が、弘化4年1847年)には三男・忠浄(ただきよ)が、嘉永3年1850年)には四男・純が生まれているが、長男・忠圀は天保13年没し、四男・純は嘉永4年1851年)に没した天保元年1830年)には兄の真武死去したため、次男忠順村上家家督継いだこの頃には父親手伝って堤村医業行っていたとされる嘉永2年1849年)には本居内遠弟子入りし国学学んだ嘉永6年1853年)には刈谷藩御典医の父・忠幹が死去したため、刈谷藩土井利善の下で父の跡を継いで三人扶持金八両・小納戸格の御典医となった。しかし忠順は自らの未熟さ自覚しており、堤村医業を行うと同時に安政2年1855年)には西加茂郡福田村酒井玄悦の下で眼科修行行っている。 御典医を務め傍らで、藩主である利善の師として短歌添削行い安政4年1857年)からは論語老子荘子源氏物語などを藩主進講した。忠順には150人以上の門人がいたとされる参勤交代の折には藩主に従って江戸赴くこともあり、藩内の政治情勢について意見求められることもあった。

※この「御典医」の解説は、「村上忠順」の解説の一部です。
「御典医」を含む「村上忠順」の記事については、「村上忠順」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「御典医」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「御典医」の例文・使い方・用例・文例

  • 御典医
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



御典医と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「御典医」の関連用語

御典医のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



御典医のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの御典医 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの村上忠順 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS