論理設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/19 14:04 UTC 版)
仕様には「MP3フォーマットにエンコードする」とか「IEEE浮動小数点演算を実装」などと簡単に書かれているかもしれない。これらの簡単な記述の背後には数百ページにおよぶ仕様が存在し、数千行のコンピュータコードが存在する。従って、RTLであらゆる場合を想定して正しく機能するよう記述するのは非常に困難である。これに対して様々な技法が用いられている。それらは完全ではないが有効である。論理シミュレーション、形式手法、ハードウェアエミュレーションなどがある。またVerilog HDLのように、ビット幅が違っていてもエラーではないなどといった言語では、記述側で制限を追加するなどしてlint的なチェックを行うという方法もある。市販されているガイドライン本としては「RTL設計スタイルガイド」(Verilog HDL編、VHDL編)がある。 ちょっとした間違いでもチップは使い物にならないことがある。Pentium FDIV バグ はごく稀なケースで除算結果を間違うというものであったが、発売後数ヶ月間まで誰もこれに気づかなかった。インテルはチップを無償交換することになったが、これに4億7500万ドルかかったという。
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論理設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 09:50 UTC 版)
「論理スキーマ」も参照 永続化の対象となるさまざまな情報を入力として従属関連の集まりが同定されると、データを論理的に構造化することができる。データの論理的構造は、データベース管理システム (DBMS) によってサポートされる記憶域オブジェクトに対応づけることができる。 関係データベースを使う場合は、記憶域オブジェクトは基底関係(表、テーブル)である。関係は、組 (タプル、行)と属性 (列、カラム) のなかにデータを格納する。おのおのの関係 (表) は、論理的オブジェクトの、もしくは一つ以上の論理的オブジェクトと一つ以上の論理的オブジェクトをむすびつける関連の、実装を表現する。論理的オブジェクトの間の関連は、子の論理的オブジェクトと親の論理的オブジェクトをむすびつける関連として格納される。複雑な論理的関連は、それ自体が関係である。複雑な論理的関連を表現する関係は、おそらく複数の親の論理的オブジェクトの関係群への参照をもつであろう。 オブジェクトデータベースを使う場合は、記憶域オブジェクトは、オブジェクト指向プログラミング言語で使われるオブジェクトに直接に対応づけられる。オブジェクト指向プログラミング言語は、データを管理しまたデータにアクセスするアプリケーションソフトウェアを記述するために、使われる。関連は、オブジェクトクラスの属性として定義されるか、もしくはオブジェクトクラスにおいて操作を行うメソッドとして定義される。
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論理設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/06 15:54 UTC 版)
詳細は「データベース設計」を参照 関係の正規化は、多くの場合関係データベースの設計時にデータベース設計の論理的整合性とトランザクション性能の向上をめざして、行われる。 2008年現在、論理設計を関係モデルの視覚的表現により効果的に行うために、3つの図(ダイアグラム)の体系が広く使われている。 実体-関連図(entity-relationship diagram) IDEF図 - アメリカ合衆国空軍が実体-関連図に基づいて開発したIDEF1X法で使われる 統一モデリング言語 (UML) - OMGにより策定されオブジェクト指向ソフトウェア開発などにおいて使われる データを木構造で表現しようとすると、関係変数群を親子関連をもつ階層型モデルの構造にしなければならなくなるであろう。
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