試衛館
試衛館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 03:17 UTC 版)
「アサギロ 〜浅葱狼〜」の記事における「試衛館」の解説
沖田総司 少年時代の名は沖田惣次郎。白河藩の江戸屋敷に住む足軽の次男(実際は長男だが婿養子が沖田家を継いでいる)。9歳より天然理心流を学び、12歳で白河藩の剣術指南番の村上と仕合をし勝利する。しかし、村上の首を斬る時、村上自信の腹には、傷が付く前に、斬ってしまい、白河藩の牢屋にずっと解放されずにい、そんな中当時島崎勝太の後の近藤勇に助けられ命を救われる。島崎勝太が、沖田を解放するため、雨の日でも素振りをする姿を見て、自分も刀を持ったような感じで、イメージトレーニングもしていた。近藤勇は総司を天然理心流の5代目に考えていた。性格は剣のこと以外には抜けていて、清河八郎に「剣のみの男」と評される。山口一(後の斎藤一)に近藤勇が襲われ、その後対決し、勝利。本作の主人公。 近藤勇 天然理心流4代目。登場当初は島崎勝太の名前だったが、道場を次ぐときに名を改めた。山口一と話をするが、逃げられ、講武所剣道教授見習就任の内定を取り消され、すごく本を読み、自分のやるべきものを一時期猛烈に探した努力人でもある。 山南敬助 仙台藩脱藩浪人。北辰一刀流、千葉周作の門人。自らの剣に悩む求道者として描かれる。竹刀剣道ではない試衛館の剣風に魅かれ、道場破りに訪れたことで近藤勇らと知り合う。剣の腕は、道場破りをした際に沖田惣次郎を負かすほど。同じく食客である永倉や藤堂からは慕われているが、土方とはそりが合わない。 井上源三郎 天然理心流。剣技の才覚は低いが試衛館門下生としての矜持は人一倍強く、稽古熱心。近藤が「一の男」に襲撃された際は、身を挺して立ち向かった。山南敬助には、剣道破りに来られた際には、負けている。 土方歳三 多摩の薬売り。天然理心流の出稽古には参加していなかったが、我流の剣は近藤勇に認められていた。山賊との戦いのなかで懇意の人を失ったことを悔いて、天然理心流に合流する。面倒臭がりな性格だが、筋を通すことを何よりも重視する。 永倉新八 松前藩藩士、永倉勘次の子。神道無念流の本目録の腕前。真面目な性格だったが、些細なことで人を斬り殺し、同じ道場に通う浪人、市川宇八郎に大人の遊びを教えられ性格が一変。市川と共に諸国を巡り歩く。その後、江戸に戻ったときに遊郭で近藤勇と出会い、彼の人柄に惹かれる。試衛館を訪れたときに試合を申し出るが、山南は圧倒したものの、沖田の三本突きを受けて敗北。沖田から一本でも勝とうと道場通いを続けるうちに食客になった。 藤堂平助 伊東道場で北辰一刀流を学ぶ。剣術試合で沖田総司に為す術なく敗れたことから伊東甲子太郎を激怒させてしまい、試衛館への間者という名目で厄介払いさせられてしまう。近藤勇から沖田の弟子になるように言われ、彼の理不尽な指導を受けていくうちに、剣の才能を開花させた。津藩の君主、藤堂和泉守の落胤ではないかとも言われる。
※この「試衛館」の解説は、「アサギロ 〜浅葱狼〜」の解説の一部です。
「試衛館」を含む「アサギロ 〜浅葱狼〜」の記事については、「アサギロ 〜浅葱狼〜」の概要を参照ください。
試衛館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 23:35 UTC 版)
近藤周斎 天然理心流剣術道場試衛館の師範。かねてより心形刀流道場練武館と交流がある。 島崎勝太→近藤勇 天然理心流次期当主。生真面目な性格。 土方歳三 多摩弁で話すふてぶてしい態度の薬売りの男。試衛館に入り浸っている。八郎の悪所通い仲間。 沖田宗次郎→沖田総司 八郎より一歳上の天才剣士。目が細く色黒で背の高い男。飄々とした性格で誰それかまわずずけずけと喋る。 永倉新八 山南敬助 藤堂平助
※この「試衛館」の解説は、「MUJIN-無尽-」の解説の一部です。
「試衛館」を含む「MUJIN-無尽-」の記事については、「MUJIN-無尽-」の概要を参照ください。
- 試衛館のページへのリンク