西友の資本参加とは? わかりやすく解説

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西友の資本参加

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 01:11 UTC 版)

エンドーチェーン」の記事における「西友の資本参加」の解説

1991年2月株式会社西友から10%程度資本参加を受け、経営人事商品施策など全般にわたる業務提携調印発表した当時東北地方における西友店舗は、百貨店業態運営していた郡山西武店福島県郡山市)のみであったが、この提携により西友東北における本格進出への端緒得た。これに基づき同年3月20日には会社分割により経営引き継ぐ新法人としてエステートエンドーを発足させた。 1991年5月最初再建計画が明らかとなり、当時運営していた44店舗宮城県36店舗岩手県6店舗福島県2店舗)中、仙台駅前店とそれ以外店舗の運営分離することとなり、仙台駅前店は西友本体運営し30店舗宮城県28店舗岩手県花巻店のみ、福島県保原店のみ)はエステートエンドーの運営存続することになった。残る13店舗宮城県は7店舗岩手県盛岡市内4店全店北上店の5店舗福島県福島駅前店)は1991年中に閉店することになった同年8月にはエステートエンドーの社長に西友元常務が、会長遠藤養一がそれぞれ就任した同年9月1日エンドーチェーンが「エステートエンドー」に、新会社のエステートエンドーが「エンドーチェーン」にそれぞれ商号変更した。 西友の資本参加と同時に西友ノウハウ取り入れマーチャンダイジング強化取引改善物流システム再構築当たったほか、若手社員西友2年間にわたりトレーニーとして派遣する制度実施された。1992年には2度目再建計画発表され宮城県内では駅前立地する店舗中心に半数近い店舗閉鎖岩手県では花巻店の閉店に伴い完全撤退し食品スーパー専業転換した。これにより総合スーパー店舗西友譲渡された。 1991年11月3日西友基幹であった仙台駅前店を、1991年9月1日付で賃借営業譲渡した上で「SEIYO(セイヨー)仙台店」として営業開始した。これによって8階以上は閉鎖されファッション部門以外では、ゲームセンター地下一階食料品売場残し売り場減床した。また、この名称変更の際、仙台駅前店の一室保存されていたエンドーチェーンとしてのイベント・宣伝等の貴重な資料は、その大部分散逸してしまった。なおSEIYOは、1997年9月19日ザ・モール長町開業するため、西友がそちらの運営傾注したいとの意向から、同年7月31日閉店跡地には同年11月28日、エステートエンドーが運営するテナントビル「EBeanS(イービーンズ)」として衣替え再オープンした。 1997年には、西友の資本参加を得てスーパー部門を「株式会社エンドーチェーン」(後の株式会社東北西友)として分離し本体仙台駅前店のビル管理する不動産部門となり「株式会社エステートエンドー」と社名変更した。 2001年平成13年6月1日株式会社エンドーチェーン株式会社東北西友社名変更し、同年4月25日開店した宮城野原店で店名全店西友統一された。なお、西友本体直営店であるザ・モール仙台長町店と区別するため、東北西友店舗にはその後「THE FOOD FACTORY」のロゴ併記している。 2003年6月1日に「株式会社エステートエンドー」は「株式会社エンドーチェーン」へ社名戻した。またEBeanSの屋上看板お色直しされ、「EBeanS」の下に「エンドーチェーン」というロゴ設置され9年ぶりに表記復活し話題呼んだ

※この「西友の資本参加」の解説は、「エンドーチェーン」の解説の一部です。
「西友の資本参加」を含む「エンドーチェーン」の記事については、「エンドーチェーン」の概要を参照ください。

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