複合タンパク質とは? わかりやすく解説

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ふくごう‐たんぱくしつ〔フクガフ‐〕【複合×蛋白質】

読み方:ふくごうたんぱくしつ

単純蛋白質対しアミノ酸以外に糖・核酸色素なども含む蛋白質生体広く分布糖蛋白質核蛋白質色素蛋白質など。


複合タンパク質

英訳・(英)同義/類義語:conjugated protein

タンパク質分子にさらに核酸や、糖など他の分子結合したタンパク総称

複合タンパク質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/03 21:27 UTC 版)

複合タンパク質(ふくごうたんぱくしつ、英語: conjugated protein)は、タンパク質分類の一つで、加水分解によりアミノ酸以外にも他の化合物を生成するタンパク質のことである。ムチンヘモグロビンカゼインなどがそれに該当する。




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複合タンパク質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 07:18 UTC 版)

タンパク質」の記事における「複合タンパク質」の解説

タンパク質には、アミノ酸配列ヌクレオチドだけで構成される単純タンパク質と、その外側アミノ酸以外の装飾をもつ複合タンパク質がある。複合タンパク質が纏う装飾には、主に糖とリン酸がある。 タンパク質付随させる糖は単糖からなる糖鎖であり、アミノ酸アスパラギンの残基に、N-アセチルグルコサミンマンノース繋がったコア構造という土台先に分岐含め多様な構造をつくる。ただし、このようにタンパク質接続する単糖種類は9種しか見つかっていない。例え赤血球細胞膜をつくるタンパク質に繋がる糖鎖種類が、ABO式血液型決定づけている。この糖鎖は、その種類ごとに異なレクチンという他のタンパク質があり、この組み合わせ情報交換を行う役割担っているアミノ酸のトレオニンやチロシンなどが持つ水酸基残基結びつくリン酸は、アデノシン三リン酸(ATP)から供給されリン酸放出したATPアデノシン二リン酸になる。リン酸化タンパク質働き活性化したり、逆に抑制する働きを持つ。ひとつのタンパク質活性化次のタンパク質リン酸化促し、これが連続することで多岐にわたる情報伝達が行われる。この様子は「リン酸化カスケード」と呼ばれる

※この「複合タンパク質」の解説は、「タンパク質」の解説の一部です。
「複合タンパク質」を含む「タンパク質」の記事については、「タンパク質」の概要を参照ください。

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