せいビート‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【聖ビート大聖堂】
読み方:せいびーとだいせいどう
《Katedrála svatého Víta》チェコの首都プラハにある大聖堂。プラハ城内に位置する。10世紀創建の教会に起源し、14世紀のボヘミア王カレル1世(神聖ローマ皇帝カール4世)の時代に、現在見られるゴシック様式の大聖堂の建築が始まった。ミュシャのステンドグラスがあるほか、地下の納骨堂にはカレル1世、バーツラフ4世、ルドルフ2世をはじめボヘミア歴代の王が眠る。1992年、「プラハ歴史地区」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。聖ビート教会。
《Katedrala sv. Vida》クロアチア北西部の都市リエカにある大聖堂。中世の創建。17世紀にイエズス会により、現在見られるような、独特な円形構造をしたバロック様式の建物になった。
聖ヴィート大聖堂
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座標: 北緯50度05分27秒 東経14度24分03秒 / 北緯50.09083度 東経14.40083度 聖ヴィート大聖堂(せいヴィートだいせいどう、チェコ語: Katedrála svatého Víta)は、チェコのプラハにある大聖堂で、プラハ大司教の司教座聖堂である。大聖堂の正式名称は「聖ヴィート、聖ヴァーツラフ、聖ヴォイテフ(Vojtěch)大聖堂」である。プラハ城の内側に位置し、多くのボヘミア王の墓を有する。この大聖堂はゴシック建築の代表例であり、チェコで最も大きくて重要な教会である[1]。正面に82メートルの2本の塔、中ほどに99メートルの鐘楼が立っている。大聖堂の内部は、天井の高さ34メートル、幅60メートル、奥行き124メートルの大空間である。
- ^ 中島智章『世界で一番美しい天井装飾』エクスナレッジ、2015年、116頁。ISBN 978-4-7678-2002-6。
- ^ “出かけよう、日美旅 第41回 チェコへ ミュシャを訪ねる旅”. NHK (2017年4月16日). 2018年9月13日閲覧。
- 1 聖ヴィート大聖堂とは
- 2 聖ヴィート大聖堂の概要
- 3 19世紀〜20世紀における完成
- 4 影響
- 5 参考文献
固有名詞の分類
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