結成 - 現在
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周りにはアンタッチャブルやおぎやはぎ、ドランクドラゴンなど同じ人力舎所属で活躍する同世代の芸人がいた中、上手くいかず悶々とした時期が続いた。 2002年にプラスドライバーが活動休止を経て解散。2003年9月30日、アルファルファに角田が加入する形で現在のトリオが結成された。角田が客演として参加したアルファルファのラストライブが東京03の前身となる。トリオ名は、アルファルファとコントグループ『チョコレイトハンター』を組んでいた作家・オークラが命名。3人組であること、2003年に結成したこと、東京23区の市外局番をかけたトリプルミーニングである。矢作兼(おぎやはぎ)が考案した「トリオ・デ・サンシャイン」(2回目の単独ライブのタイトルになる)、「ウィークエンドジェントルマン」なども候補にあった。角田はネプチューンを意識した「スリーゼウス」を考案するも、最悪な名前と言われた上に却下された。結成当初から漫才をやろうと思ったことはなく、その理由として飯塚はウッチャンナンチャンとダウンタウンが出演していた『夢で逢えたら』や『ダウンタウンのごっつええ感じ』、『ドリフ大爆笑』など好きになったものがコントで豊本もその世代であり、お笑い=コントだったからだという。 爆笑オンエアバトルの香川大会(収録日:2003年10月4日)では結成4日目にして初挑戦初オンエアを果たし、同番組におけるデビューからオンエアまでの最短記録を達成した。 2005年1月、人力舎オールスターユニット「ビジトジ」でCDデビュー。『爆笑オンエアバトル』や『エンタの神様』などのネタ番組にも出演。『第3回お笑いホープ大賞』ではキングオブコメディに次ぐ2位という成績だった。その翌年(2006年)の『第4回お笑いホープ大賞』では大賞を受賞した。 テレビ静岡において、2年連続(2006年・2007年)でメインの深夜番組を持った。 2009年、長尺のコントを主戦場とする東京03は『爆笑レッドカーペット』などによるショートコントブームの煽りを受け、ライブの客足が遠退いていた。しかしながら9月22日、キングオブコント2009で優勝を成し遂げ2代目王者となった。セカンドステージでは全16ネタ(8組が2回ネタを披露するため)中で唯一の900点台(953点)を獲得、当時浜田雅功と共にコンビでのMCだった松本人志(ダウンタウン)からは「優勝は当然。オチまで全てが完璧」と絶賛された。優勝後は人力舎の当時の社長の計らいで全国ツアーを中心に活動し、一方でテレビ出演が増える中思う通りにならないこともあったが、「ありのままの自分を出せる」というプロデューサーの佐久間宣行と構成をオークラが務める番組『ゴッドタン』と『ウレロ☆シリーズ』で居場所を見い出す。 2013年3月29日 - 3月31日、結成10周年を記念して同じく当時結成20周年を迎えたバナナマンとユニットhand made worksを結成し、コントライブ『hand made works live』を俳優座劇場にて開催。 2017年2月15日、毎月30日に過去のライブのコントをランダムで公開するYouTube公式チャンネルを開設。 2018年1月10日、オフィシャルアプリ『TOKYO 03 Company』をリリース。 2020年、コロナ禍の自粛により3月には稽古もままならない状況となり、それは7月まで続いた。その間に飯塚は毎日コントの設定を出しネタ作りしているというゾフィーに触発され、趣味としてネタ作りをしていた。それをオークラに見せたところ好評であり、リモートネタも作り始める。これが1週間後の『隔たってるね。』に繋がる。 2020年5月19日、新しいYouTube公式チャンネル「東京03第2チャンネル」を開設し、飯塚の誕生日である5月27日に同チャンネルでリモート単独公演『隔たってるね。』を開催。 2021年9月15日、地上波では初となる冠コント番組『東京03とスタア』が同年10月3日より日本テレビ系にて放送されることが発表。
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