組織・施設・条約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 01:29 UTC 版)
「アントマン&ワスプ」の記事における「組織・施設・条約」の解説
物語の舞台は前作と同様にカリフォルニア州・サンフランシスコであるため、登場する施設の多くがサンフランシスコ市内に存在する。 モバイル研究所 ピム父娘が新開発したラボ。最大の特徴は、リモコン操作でブリーフケース大に縮小が可能なことで、車輪と伸縮するハンドルも取り付けられているため、トロリーバッグのように運搬ができる。 本作における重要な施設/アイテムであるため、バーチの一味やエイヴァに狙われ、スコットとピム父娘は三つ巴の争奪戦を繰り広げる。 ピム邸 ピム親娘の自宅である地上4階建の屋敷。ホープは幼年期に、馬の絵が描かれた赤いワードローブをいつも隠れ場所にして遊んでいた。本作ではピム父娘がソコヴィア協定の廉で追われているため、冒頭と回想シーン、ラストシーンのみの登場となり、後者ではピム夫妻が縮小したこの屋敷を、離島の浜辺沿いに設置する。 ソコヴィア協定 超人たちやヴィランによる活動と戦闘で、世界各地に多大な被害が被られ続けたことを受けて、樹立された協定書。アベンジャーズの内乱時に違反者となったスコットは、帰国を許可された代わりに、2年の自宅軟禁と3年の保護観察を言い渡されていた。 このことでピム父娘も政府に彼の仲間と認識されて追われる身となり、潜伏活動を余儀なくされている。 エックス・コン・セキュリティ・コンサルタント サンフランシスコの街角にオフィスを構える小規模な防犯会社。“エックス・コン(X-CON)”とは、“元泥棒”の意である。 S.H.I.E.L.D. MCUの各作品の多くに登場してきた国際的平和維持組織。本作の時点では公的に解体されているが、本作で下記の計画や部署の存在と、エイヴァを秘密工作員に仕立て上げていたことが発覚する。ゴライアス計画 ピム粒子を応用した人体巨大化計画。 量子研究所 ピムが元部下のエライアス・スターと共に量子トンネルの研究開発を行っていた部署。 ウィ(Oui) バーチが所有・経営する、ピアノや複数の年代物のシャンデリアが備わった高級レストランで、バーチの一味が活動拠点として利用している。物語の前半で、ホープとバーチの取引交渉や、現れたエイヴァにスコットまで巻き込んだ乱闘の場となり、客席やキッチンなど店内が荒らされることになる。またバーチは、自白剤を投与された際に警官たちへ「レストランは不衛生」と打ち明けている。 バークレー大学 バークレー市にキャンパスを構える、アメリカのトップランクの公共研究大学。スコットたちは、エイヴァに奪われたモバイル研究所を探知する手がかりを得るためにここに来訪し、本校で教鞭をとるビルを訪ねた。その後、ウーたちFBI捜査官らがスコットとピム父娘の目撃情報を得て駆けつけるが、彼らとニアミスをする。 エイヴァの屋敷 1970〜80年代に人里離れた場所に建てられた現代的なコンクリート製の一軒家。エイヴァが生前の両親と暮らしていた家でもあり、一見空き家のようだが、現代でも家屋として機能しており、家具と共に特殊チェンバーや外部装置も置かれ、敷地内は防犯用の妨害電磁波も発せられている。 ウィでエイヴァに奪われたモバイル研究所を追うスコットたちは、ここで一時エイヴァに捕らわれ、ビルが彼女と繋がっていたことを知る。 ブルックモント小学校 キャシーが通っている小学校。スコットは、アントマン・スーツ マーク2を取り戻すために、ホープと2人で本校に潜入する。 ミュアウッズ カリフォルニア州の自然保護地域の一つである国立公園で、一度エイヴァからモバイル研究所を取り戻したピムたちは、ここに研究所を置いて潜伏した。しかし、後にバーチの通報を受けて急行したFBIによってピム父娘は逮捕され、研究所も再びエイヴァに奪われてしまう。
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