組換えとは? わかりやすく解説

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くみ‐かえ〔‐かへ〕【組(み)替え/組(み)換え】

読み方:くみかえ

組みかえること。再編成すること。「メンバーの—をする」「予算の—」

活版印刷で、組版(くみはん)を組み直すこと。

生物学で、細胞減数分裂の際に相同染色体の間で交差生じたため、同一染色体上の遺伝子構成変化する現象


組換え

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組換え

同義/類義語:組み換え
英訳・(英)同義/類義語:Recombination, Genetic recombinacion

遺伝学で、DNA分子間での交換起こり遺伝形質が変わる現象をいう。もしくは組換えDNA技術を使うこと。自然界においては、配偶子両親から受け取った遺伝子配列組み合わせて両親とは異な遺伝子配列をつくること。

組換え

【英】: Recombination

組換え

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 08:15 UTC 版)

モノクローナル抗体」の記事における「組換え」の解説

組換え(英語版モノクローナル抗体作製には、レパートリークローニング、CRISPR/Cas9、またはファージディスプレイ酵母ディスプレイ技術用いられる。組換え抗体英語版工学では、マウスではなくウイルス酵母使用して抗体作製する。これらの技術は、免疫グロブリン遺伝子セグメント迅速なクローニングに基づきアミノ酸配列わずかに異な抗体ライブラリ作成し、そこから目的特異性を持つ抗体選択することができる。ファージ抗体ライブラリは、ファージ抗原ライブラリの別形である。これらの技術は、抗体抗原認識する特異性さまざまな環境条件での安定性治療効果、および診断用途での検出性を高めるために使用することができる。発酵槽大規模な抗体生産使用されている。

※この「組換え」の解説は、「モノクローナル抗体」の解説の一部です。
「組換え」を含む「モノクローナル抗体」の記事については、「モノクローナル抗体」の概要を参照ください。


組換え

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 00:00 UTC 版)

一本鎖プラス鎖RNAウイルス」の記事における「組換え」の解説

少なくとも2つウイルスゲノム同一宿主細胞存在するとき、多くの(+)ssRNAウイルス遺伝的組換えが起こる。ヒト病原体の(+)ssRNAウイルスでも組換え能力一般的である。RNAの組換えは、ピコルナウイルス科ポリオウイルスなど)におけるゲノム構造決定ウイルスの進化過程主要な駆動力となっているようである。組換えはコロナウイルス科SARSなど)でも生じる。RNAウイルスの組換えはゲノム損傷対処するための適応あるようである。組換えは同一種の異な系統の(+)ssRNAウイルス間でも稀に起こる。その結果生じた組換えウイルスは、SARSMERSのように、時としてヒトでの感染アウトブレイク引き起こす可能性がある。 植物のウイルスであるTombusvirusやCarmovirusでは、RNA組換えは複製の際に頻繁に起こる。これらのウイルスのRNA依存性RNAポリメラーゼが持つRNA鋳型切り替える能力からは、RNA組換えのcopy choice modelウイルスゲノム損傷対処するための適応機構である可能性示唆される。ブロムモザイクウイルスやシンドビスウイルスも組換え能力があることが報告されている。

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「組換え」の例文・使い方・用例・文例

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