splicing

デジタル大辞泉

スプライシング【splicing】

読み方：すぷらいしんぐ

DNAの塩基配列中から、たんぱく質合成に関わるエクソンを含む部分をRNAに転写し、不要なイントロンを除いてつなぎ合わせて伝令RNAをつくる編集作業のこと。

ビデオ用語集

スプライシング 【splicing】

編集などの目的で磁気テープやリーダーテープをつなぐこと。この作業を行うために用いる接着テープをスプライシングテープという。

放送衛星の電波が目的のエリア外の地域まで届いてしまうこと。それを減少させるために成型ビームアンテナが使われるが、今のところ完全ではない。

生物学用語辞典

RNAスプライシング

同義/類義語：スプライシング
英訳・(英)同義/類義語：RNA splicing, splicing

mRNAの成熟過程で、前駆体となる一次転写産物からイントロン部分を取り去り、エキソン部分を結合して成熟mRNAを作る過程で、核内で行われる。

「生物学用語辞典」の他の用語

遺伝や核酸に関する反応や現象など：

RNA-DNA2重らせん  RNAの二次構造  RNAゲノム  RNAスプライシング  RNAプライマー  RNAプロセシング  RNA前駆体

PDQ®がん用語辞書

スプライシング、組換え

【仮名】すぷらいしんぐ
【原文】splicing

最初のメッセンジャーrna転写物から遺伝子の非翻訳領域であるイントロンが除外され、エクソン（すなわち翻訳領域）が結合して成熟メッセンジャーrnaを合成する過程。成熟メッセンジャーrnaは特定蛋白質合成の鋳型となる。