米軍関係の自動車とは? わかりやすく解説

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米軍関係の自動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 09:49 UTC 版)

在日米軍」の記事における「米軍関係の自動車」の解説

米軍関係車両専用ナンバープレートは、ひらがな位置に Y (日本国内調達され私有車両)、E (非課税車両)、A (オートバイ軽自動車)などのアルファベット書いてあるのが特徴で、「Yナンバー」と呼ばれている。米軍関係車両の登録台数60000台弱程度で、そのうちの約27000台が沖縄ナンバーである。その他、八戸ナンバー空軍三沢基地関係、多摩八王子ナンバー空軍横田基地関係、横浜ナンバー海軍横須賀基地等の関係、相模ナンバー海軍厚木基地陸軍キャンプ座間等の関係、山口ナンバー海兵隊岩国基地関係と推測できる絶対的な登録台数少ないが、静岡県御殿場市駐留する海兵隊キャンプ富士要員登録している私有車両は、沼津ナンバーである。平成17年9月より駐留軍要員米軍人・軍属)にも、基地の外に居住して私有車の登録を希望する際は、車庫証明取得義務付けられた。これによって今では湘南品川川崎Yナンバーがある。車検証上の所有者住所には、所有者所属する基地所在地記載し使用の本拠の位置には、実際に住んでいる(駐車している)基地外の日本住所記載している。 また、自動車税国民の2割に免除されていたり、ガソリン代含まれる税が免除計算の関係で基地内のガソリンスタンド内の適用)されるなど不公平な点も多いとされているが、自動車税に関してYナンバーの車が基地の外と、基地の中の道路を走る割合元に課税されているために、異な税額との解釈もある。 公務中の米軍車両は、高速道路有料道路通行料免除されるフリーパスではなく料金所では公務通行であることを証明する書類提出し後で日本政府料金負担する)。米軍ならびに軍属やその家族日本国内遠方旅行する場合、ヨコタツアーズなどの基地福利厚生部門が通行料金免除となる(toll included。“exempt”ではない)という触込み公用車扱い日本陸運登録なし)のレンタカー貸し出すことが容認されていたが、現在この記述全軍ホームページからは消えている。空港基地連絡バス運用している。 米軍関係車両交通事故起こした場合日本の警察だけではなく在日米軍憲兵隊検分現れる。この事故公務であったことが米軍によって“証明”された場合加害者軍人身柄米軍に移るため、それに対す日本の警察司法権裁判権行使日米地位協定第十七条基づいて行われる治外法権)。 軍公用車両のナンバープレート表示については上記限りではなく日本書式と全く異な米国フォーマットのもの、及びむき出しプレートに黒にペイントされた簡易プレート装着している(大まかな書式については日本のナンバープレート#駐留米軍車両参照)。これらの車両日本の道路運送車両法、道路交通法適用外であるため、米国仕様ブレーキテールランプウインカー兼用赤色もしくは白色点滅)のものも走行している。

※この「米軍関係の自動車」の解説は、「在日米軍」の解説の一部です。
「米軍関係の自動車」を含む「在日米軍」の記事については、「在日米軍」の概要を参照ください。

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