第5・6・7巻 レディ・ガンナーと二人の皇子
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イサベル・マラカム(無形種) エルディアのバナディス大使第二秘書。妃八家の一つマラカム家の出身だが、皇太子候補の生まれる時期を外れて生まれたため、一般人として育つ。そのため、妃八家制度に疑念や違和感を抱いており、姉である当代の「マラカムのマリア」が生んだ皇太子候補がその選から漏れたことによる母子の将来や、次代の「マラカムのマリア」である妹のことを心配している。 フェルナンド・ミゲル・コルテス/フェリーシア(無形種) 妃八家の一つ、コルテス家の皇太子候補。一度は皇太子に内定したが、実は女子で、この秘事を明かさぬ為コルテス家により殺害されそうになる。 コルテス家が秘匿していた「もう一人のフェルナンド」救出以降、同じ名前では紛らわしい為キャサリンから「フェリーシア」と命名される。後に王女となり、エルディア初の女性大臣を目指す。 ルシウス・アンネウス二世(無形種) エルディア皇太子、のち国王。妃八家制度に疑問を持ち、廃止を考える。年齢は20代後半で、皇太子になる前はフェリーシアや他の皇太子候補の子供たちのようにわがままで傲慢な子供だったが、良い教師や友人に恵まれ、現在は温和で冷静な人物。キャサリンの父とは親しい。 ガルベス(無形種) コルテス家の執事。フェリーシアが当初暮らしていた別宅「楡の木屋敷」の執事を務める。 アーネスト・ギデオン伯爵/≪獅子≫のシルヴァ(純血種) クレストの伯爵であり、≪獅子≫の長。息子はクリストファー。 マリア・カタリナ・アントゥーニャ・スパーダ(無形種) 当代「スパーダのマリア」。皇太子候補を生むことができなかった為、ミロ郊外のデル・サピオに住む。妃八家のしがらみから抜け出たことで、幼い頃に教えられてきた世界が歪みに満ちた小さなものであることを知った。 ルシウス・アンネウス一世(無形種) 先代エルディア国王。ローム皇太后の甥に当たる。48歳で病死。 アロンソ(無形種) コルテス家の召使い。コルテス公爵の命により、フェリーシアの暗殺を企む。 マリア・アナベラ・コンスタシア・マラカム(無形種) 先代「マラカムのマリア」。イサベルの叔母であり、アンネウス一世、二世の相談役。私怨により、フェリーシア暗殺を画策する。 パブロ(無形種) アンネウス二世の執務官。密かにコルテスのマリアと相思になり、後に結婚する。 マリア・アンヘラ・ショーナ・コルテス(無形種) 妃八家「コルテスのマリア」。フェリーシアの母親。しきたりにより一度は皇太子妃となるが、アンネウス二世による「妃八家制度廃止」により、最後はパブロの妻になる。 ≪鷲≫のドーザ(純血種) ≪白頭鷲≫の長。≪獅子≫のシルヴァと同い年であり、互いに尊敬しあう仲。母親は先代の≪白頭鷲≫の長、チェリーザ。息子はガルーシャ。複数の種族の言葉を操る。 フェルナンド・ミゲル・コルテス(無形種) フェリーシアの又従兄弟(血縁上は従兄弟)。身代わりの為にチンジョンの犬鷲城に幽閉されていたが、ケイティたちの助けを借りて脱出し、のちに母方の祖父母の元で暮らす。父親はアンネウス二世の異母兄(氏名不詳)。母親はイーヴァ・カレラス。 レオノーラ(無形種) ルシウス・アンネウス一世の王妃、のちエルディア皇太后。先代「エトヴァのマリア」。アンネウス二世の実母。
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