第一世界ラース=フェリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 14:25 UTC 版)
主要登場作品 : 『セブン=フォートレス』(TRPG)の全シリーズ 管理者 : 天神 守護者 : ヴァレリア、ジュグラット、スィフラヴ、ティーシャ、ジョシュア、ロンドヴィル、フェザンティ、ライム=ケーベル(=ティアナ) 守護天使 : クライア、フルクラム、ラプンツェル、ネイティエル、エルフィット、ゴスペル&アスベル、ライキ いわゆる「剣と魔法のファンタジー世界」ではあるが、神話時代の知識や遺産が多く残っており、また他の世界に比べてケタ違いのプラーナ(生命エネルギー)が内包されている。そのため、それらを狙って世界を支配しようともくろむ「悪の勢力」の活動が絶えない。ラース=フェリアを手に入れようとした悪の勢力の例としては、冥界や裏界の魔王、復活をもくろむ封印された古代神、古代から生き続ける邪悪な魔術師、異世界の亜神、反逆を犯した守護者などがいる。これら強大な悪の勢力は悪の軍団を組織し、世界中に恐怖と悲鳴をまきちらす。 このようなわけで第一世界ラース=フェリアは恒常的に世界の危機に見舞われている。歴史上どんな時点をみても、必ず一つ以上の悪の軍団が世界を破滅させようと大規模な活動をしているといってよい。しかし、このような危機に対応するためにそのものの超人的な能力をもった救世主「勇者」が大量に生まれてくる世界でもある(これはこの世界がケタ違いにプラーナが豊富なことに由来する)。 悪の軍団と勇者軍団の世界の命運をかけた戦いが日常的に行われている一方で、勇者的な資質のない一般市民たちは「うわーだめだー」の一言で悪の軍団にゴミ屑のように皆殺しに遭っているというのもラース=フェリアの特徴である。ゆえに菊池たけしはこの世界を「巨大なパワーがすべてを支配するモラルなきファンタジー世界」呼んでいる。 世界を巻き込む善と悪の大戦争が過去何度も行われた結果、文明の崩壊も何度も体験しているが、大きな犠牲を出しながらもどの戦いも最後は勇者側の勝利に終わっているために決定的な世界の崩壊に至ったことはない。近年では、冥界、精霊界、裏界、第三世界エル=ネイシア、第五世界エルフレアという五つの世界から同時に攻められる「ラース戦役」という戦いがあったが、リプレイ『ラ・アルメイアの幻砦』の結果、ラース=フェリアの勇者がラース戦役を勃発させた黒幕である神王エルオースとの戦いで決定的敗北をなしたため、現在、この世界は冥界に沈みつつあるというかつてない世界の危機に見舞われている。またこの戦いの結果、ラース=フェリアは巨大な結界に覆われ他世界から隔離されたため、ラース=フェリアにやってきていた他世界の侵攻軍も孤立に陥った。 ラース戦役はなしくずし的に終戦を迎え、他世界の侵攻軍の残留部隊もラース=フェリアの現地の軍と協力し、冥魔に対抗する連合軍をつくりあげた。その後、フレイス地方を収める冥魔将軍”冥嵐王"ベーグラーが人間たちの軍勢に敗れたことで、フレイス地方が冥界の瘴気から解放された。この結果、他世界からの救援もフレイス地方を拠点として届くようになってきており、リプレイ『シェローティアの空砦』EPISODE 04開始の時点では、人間軍はフォーラ、リーン、フォーチューン、アルセイルの4地方の奪回を果たしている。 詳細はセブン=フォートレスの項目を参照。
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