種族と成長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 16:44 UTC 版)
「Sa・Ga2 秘宝伝説」の記事における「種族と成長」の解説
ゲーム開始時に、主人公と仲間の種族を選択する。種族は、人間・エスパー・メカ・モンスターの4種類であり、どの種族を選択してもストーリーに変化はない。前作とは違い、主人公と仲間に能力の差は無く、仲間を途中で入れ替えできなくなっている。また、必ず4人パーティーを組まなければならず、1人旅などの3人以下でパーティーを組むことはできない。 成長 人間・エスパーは、戦闘を重ねることで自身のステータスを上昇させることができる。力・素早さ・魔力・防御の全ステータスを成長させることができ、どのステータスが上がるかは使用した武器・防具で決定する(例えば、威力が力に依存する武器を使用すると力が上がる)。HPは戦い方を問わず成長し、相手が強い敵であるほど成長しやすい。 ステータスを上げる成長アイテムは今作も引き続き登場しているが、非売品の上に入手できる数が限られる。成長アイテムは今作はエスパーも使用できるようになった。 また、メカ・モンスターは戦闘ではステータスは上昇しない。 人間 前作とは違い、戦闘を介してステータスが成長するようになった。成長における人間の特徴として、HP・力・素早さは上がりやすく、防御は極端に上がりにくい。このことから武器の使用に長けた種族であると言える。 アイテムを8個まで装備できるが、特殊能力は使用できない。 エスパー 人間に近い特徴を持ち、戦闘を重ねることで成長する点は前作と同じだが、どのステータスが上がるかは戦い方で決定する(人間の成長と同様)。成長におけるエスパーの特徴として、魔力・防御が上がりやすく、力は極端に上がりにくい。このことから、魔法攻撃や回復に長けた種族であると言える。 8つのアイテム装備欄のうち1-4つを特殊能力欄として使用でき、特殊能力を覚えることができる。前作では特殊能力欄を必ず4個を占有していたが、今作では1-4個までに調整でき、古い特殊能力を忘れて新しい特殊能力を習得する場合も入れ替わる箇所は必ず特殊能力欄の一番下のものになり、育成のコーディネイトがしやすくなっている。特殊能力の覚え方も前作同様に戦闘後の突然変異での習得だが、今作は敵が強いほど上位の特殊能力を習得できるようになった。前作と同様に特殊能力の使用回数は、モンスターの特殊能力と同様に宿屋・コテージ・エリクサーで回復できる。 メカ 戦闘では成長しないが、アイテムを装備することでステータスが上昇する。また、装備品に伴うステータスの上昇値は人間・エスパーとは異なる値が適用される。ただし魔力だけは上昇せず、秘宝「魔力のマギ」を装備するしかない。特殊能力は機械種族の特性である「○マヒ/どく」以外は習得できない。また、人間・エスパーとは異なり防具は同じ部位の物を複数装備できる。アイテムの装備時は使用回数の残りが半減し、外す際にさらに半減するが、装備中のアイテムは使用回数が0になっても消滅せず、特殊能力と同様に宿屋などで使用回数を回復できる(上限は本来の最大値の半分)。技に分類される武器・使用回数が無限の武器は、付け外しや宿泊などでも使用回数が変動しない。また、弓や銃に分類される武器で攻撃するとダメージが増加する。装備品の脱着でHPを回復することもできる。全種族の中でも攻撃面では一強と呼べる強さであり、ゲーム関連の書籍に取り上げられている。 モンスター 戦闘では成長しないが、敵を撃破した時に落とす肉を食べて別のモンスターに変身することで成長する。変身後にどのモンスターになるかは一定の法則があり、変身前より強くなることも逆に弱くなることもある。変身後のステータスや特殊能力は、敵として出現する同名のモンスターと同じである。この食肉で変身することでのみ出現する味方専用のモンスターもいる。秘宝以外のアイテムは全く装備できず、個体ごとにそれぞれ持っている特殊能力で戦う。特殊能力の使用回数は、エスパー同様の方法で回復できる。 例外として、「だいあくま」はアイテムを標準装備しており、「アンサラー」などの持つ特殊能力「カウンター」はバグでアイテム扱いになっているため、共に取り外しは可能である。ただし外せても再装備は不可能で、そのまま宿屋に泊まるとハングアップするバグがある(取り外してから他のモンスターに変身させればハングアップは起きない)。
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