祭りの組織とイベント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 17:42 UTC 版)
現在、全米桜祭りはビジネスの代表者、市民、政府組織などから構成される傘下に多くの組織を持つナショナル・チェリーブロッサム・フェスティバルIncによって行われている。70万人以上の人々が、毎年ワシントンに春の始まりを告げる桜の花を観賞するため訪れる。 2週間の祭りは3月最後の土曜日のファミリーデーに始まり、国立建築博物館(英語版)で公式の開会式が行われる。文化イベントや活動の配置は次の日に行われる。スミソニアン凧揚げ大会(英語版)はおおむね祭りの最初の週末に行われる。祭り中は寿司や日本酒の祝賀や桜に関する講義、タイダルベイスンの自転車ツアー等が行われる。その他のイベントには芸術展示(写真、彫刻、アニメ等)、落語など文化公演、着物のファッションショー、歌や踊り、格闘技、商人主催のイベント、ラグビーユニオントーナメントなどがある。 2度目の土曜には、サウスウェスト(英語版)で3ステージフェスタが行われる。この祭りが終わるとワシントン運河(英語版)近郊で花火が始まる。翌朝、ワシントン記念塔からさくら10マイルラン(英語版)が行われる。また、同日にタイダルベイスンに日本から送られた石灯籠の点灯式のために高官が集まる。 2009年、全米桜祭りはチェリーブラスト(Cherry Blast)と呼ばれる新しいイベントを導入し、無人のアナコスティア倉庫を祭りの間飾り、芸術作品、ダンスパフォーマンス、ライブ音楽、ファッション、DJのアンダーグラウンド的ミックスの企画が行われた。観客のほとんどはデュポンサークル(英語版)からのシャトルバスで当地に赴いた。2010年にはピンクラインプロジェクトの芸術家フィリパ・P・ヒューズによって行われたチェリーブラストIIはアダムス・モーガンの保管倉庫に移動したが、地元の芸術家と音楽家のグループを組み合わせた企画を行った。チェリーブラストIIIは2011年の祭りの第2土曜日の夕方、近くで行われる花火の最中やその後に南西河岸の近くの屋内で行われた。
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