神戸人として
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実家は真宗高田派専修寺第15世門主の堯朝の妻高松院(藤堂高虎の娘)の位牌寺院を起源とする浄土真宗本願寺派高松寺。阪神・淡路大震災で被災し再建、現在は親戚が継いでいる。 本願寺出版社が発行する門徒向けの雑誌『大乗』に「将棋道場」という記事を連載している。 私立滝川高校(神戸市)卒業。 坂田三吉の曾孫弟子にあたる。坂田の弟子・藤内金吾一門の流れを汲む一人であり、内藤國雄、森安兄弟(正幸、秀光)、若松政和(谷川の師匠)ら藤内一門は「神戸組」(藤内の将棋道場が神戸市の三宮にあった)とも呼ばれ、将棋界に一大勢力を築いた。 熱心な阪神タイガースファンであり、2008年1月にはタイガースの練習場に足を運び将棋盤と駒をプレゼントし、さらに岡田彰布監督にアマチュア三段の免状を授与している(ただし免状の署名は、米長邦雄会長・森内俊之名人・渡辺明竜王・内藤國雄九段で、谷川の署名はない)。また、今岡誠(2004年アマ二段)とも交流がある。NHK-BS2で2000年1月に放送された『羽生善治の新春 大逆転五番勝負』で、藪恵壹(当時・阪神タイガース)を応援するために、法被姿でビデオ出演した。弟弟子(飲み仲間でもある)の井上慶太は谷川以上に熱烈なタイガースファンであり「その思いは井上には負ける」と谷川を特集した『情熱大陸』(毎日放送)で語っている。他球団では、兵庫県出身で元東京ヤクルトスワローズの古田敦也(アマ三段)とも親交があり共著も出している。 1997年6月17日、神戸市から「神戸文化栄誉賞」を授与された。 1997年6月23日、兵庫県「誉」賞受賞(十七世名人資格獲得による)。同賞の受賞者は、スポーツの世界大会優勝者など錚錚たる顔ぶれである。2000年には内藤國雄九段も受賞している(公式戦1000勝)。谷川の次の受賞者(1年半後)は、奇しくも同じ名前の伊東浩司(陸上短距離)である。 2005年6月18日、神戸市の神戸大使を委嘱された。 2007年11月7日、平成19年度の「兵庫県文化賞」を受賞。
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