石仏の種類とは? わかりやすく解説

石仏の種類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 13:57 UTC 版)

石仏」の記事における「石仏の種類」の解説

阿弥陀如来 地蔵菩薩 いわゆるお地蔵さん」と呼び親しまれているもので、右手錫杖左手宝珠持っているのが特徴全国各地見られる立像坐像があり、坊主頭で衣をまとっている姿が一般的丸彫り、線彫り浮き彫りなどの彫り方違いがある。 六地蔵 六体からなる地蔵菩薩地蔵菩薩弥勒菩薩この世現れるまでの無仏の間、六道地獄餓鬼畜生修羅人間天上)へ救いの手差し伸べるとされ、各道に各地派遣されているという考えに基づく。 馬頭観音 路傍置かれる石仏観音像)で最もよく見られる文字刻まれることもある。 千手観音 千の慈眼、千の慈悲衆生を救う観音菩薩合掌する両手のほかに、左右20手ずつ40の手持ち掌中に各一眼有す如意輪観音 立て膝で頬に指を当てた姿態坐像で、一面二手四手六手像が一般的である。宝珠法輪を手に持っている江戸時代中期以降は、女性信仰の対象になることが多くなり、月待供養念仏供養などの主尊として数多く造られるようになった道祖神 峠村境あるいは橋のたもとなどに多く祀られ、別名「さえのかみ」とも呼ばれ、その起源中国求められる外敵疫病から民を護ってくれるという素朴な民間信仰から生まれた神である。その姿も多種多様であり仲睦まじい男女の姿として彫られているものもあり縁結び子孫繁栄交通安全の神としても信仰される日本では長野県安曇野地方など数多く見られる庚申塔 集落などの出入り口にあり、申(さる)と太陽と月描かれている。中国より伝来した道教由来する庚申信仰基づいて建てられ石塔である。干支例えられるため、「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿彫られることや庚申祭神神道では猿田彦神とされることから、猿田彦神彫られることもある。特に旧相模国中心とした地域では数多く庚申塔建立された。

※この「石仏の種類」の解説は、「石仏」の解説の一部です。
「石仏の種類」を含む「石仏」の記事については、「石仏」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「石仏の種類」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「石仏の種類」の関連用語

1
8% |||||

石仏の種類のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



石仏の種類のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの石仏 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS