発言・騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 22:41 UTC 版)
マスク等メッシュ関連商品を販売している株式会社くればぁの石橋社長は室井らのツイートを示し、政府とは関係がないのに関係があるように誤解され品のない批判をされてつらいと心情を吐露するツイートした。そして「議論のネタにされるのは本望ではない」として日の丸マスクの製造を中止したことを発表した。これに関して、室井と所属事務所の株式会社オールラウンドは石橋社長に謝罪文を送った。 2020年7月2日放送のTBS系「ひるおび!」で、新型コロナウイルスの感染集団が3月中旬に発生した永寿総合病院の看護師の手記に対し、「こういう美談を出してきて、個人は悪くないよ、でも、病院は、熱が出た人たちがいたりするわけだから、こんなにコロナの患者を出しちゃったことは、やはり責められるべきで病院側、経営者は反省すべきなんだよね。なんかちょっとすりかえっぽく感じる」などと発言した。これに対し、「3月の時点では新型コロナに関する情報が少なく、対応策は確立されていなかった。今の段階で特定の病院を名指しして『責められるべき』『反省すべき』というのは違和感を感じる」「安易に『もっと気をつけるべきだった』と責めるのは、問題改善につながらず、かえって現場で苦闘している方々の意欲をそぐことになる 」などの批判が相次いだ。 2020年12月3日放送の「ひるおび!」(TBS)にて、11年もレギュラーコメンテーターを務めていた室井の姿がなく、突然降板が発表されるという事態が起きた。夫の米山隆一が、次期衆議院選挙で新潟5区から出馬すると発表したことを受け、「公平性を担保するため」との名目での降板であった。これについて室井は、翌日に出演した「大竹まことゴールデンラジオ!」(文化放送)にて、「番組のルールなんだって。しょうがないことだね」「結婚するっていうのはそういう風に受け取られるのかな」と語り、また夫の米山も自身のTwitterで「妻の室井佑月には、私の政治的志でその活動に影響を与えてしまう結果となり非常に申し訳なく思っています」とコメントを出した。一方、国際政治学者の三浦瑠麗は「政治家の妻だからといって行動を縛られるのは日本的にすぎると思う。別に室井さんは降板しなくてもよいのでは…。夫婦だって別の人間でしょう」と室井を擁護するツイートをした。 2022年7月8日に起きた安倍晋三銃撃事件を受け、連載している週刊朝日で「あたしは安倍さんとは考え方が異なり、彼の批判を書いてきた。彼が殺害され、かなり動揺している」「カルト宗教にのめりこむ親を持つ2世3世は、被害者でもある。しかし、恨みを殺人につなげるなんて、絶対に違う。それは当たり前のことであった」としながら、「あたしが恐ろしくなったのは、野党応援で一緒に頑張ってきた仲間だろうと思われる人間が、SNSで『よかった』などといい出したことだった」「思想の違う人間だから、街頭演説中に撃たれても『よかった』の?演説には集まってくれる人たちもいるわけで、そういう人たちが被害にあう危険があるのなら、今までのような選挙はできない」と批判。「今回の事件はあってはならないことだった、そうどうしてみんなで考えが一致しないのか?というか、なんのために選挙をやるのか?リーダーを選ぶ際、敵は消えろ、とならないためではないか?なんか、みんながみんな軽薄だ。もしかすると、あたしもそうなのかもしれない。興味の対象がころころ変わっていき、すぐ熱くなる気持ちは、すぐ冷める。ちょっと前のことはすぐどうでもよくなる。これでは、深い議論なんてできっこない」と思いを綴った。
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