町の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:35 UTC 版)
人足 演:多々良純(人足A)、堺左千夫(人足B)、関猛(人足C) 仕事がなく、木賃宿でずっと飲んだくれて博打をしている人足連中。Aは口数が多く、侍を雇うという利吉達の提案を馬鹿にして、嫌味をずっと言っている。しかし勘兵衛が利吉たちの頼みに断りを入れて立ち去ろうとする時、百姓たちの苦労を知ることから一肌脱ぎ、一膳の飯の背景を問いかけながら、勘兵衛が野武士退治を引き受けるきっかけを作る。その後も他の人足達と一緒に、菊千代を木賃宿に連れて来るなど、侍達に協力している。 饅頭売 演:渡辺篤 木賃宿で売れ残った饅頭を売ろうとするが、誰にも相手にされず、結局自分で饅頭を自棄食いする。 琵琶法師 演:上山草人 木賃宿の客で、周りでどんな騒ぎがあろうとも黙々と琵琶を弾いている。 僧侶 演:千葉一郎 盗賊の人質となった子供を助けるために僧侶の格好になる勘兵衛の剃髪を行い、袈裟や数珠を貸す。 盗人 演:東野英治郎 豪農家の子供を人質に小屋に立てこもる。しかし、勘兵衛の策略にまんまと引っ掛かり斬られる。 強そうな浪人 演:山形勲 かなりの腕前のある浪人で、勘兵衛発案の試し討ちに対し素早く身をかわす。勘兵衛から賛同者集めの申し入れに一度は耳を傾けるが、百姓からの依頼で報酬も無いことに立腹し「自分の志はもうちょっと高い」と言い参加を拒否する。 果し合いの浪人 演:牧壮吉 それなりの腕前は持つ浪人で、久蔵と竹刀で果たし合いをしてほぼ相打ちとなるが、久蔵に「拙者の勝ちだ、真剣ならばおぬしは倒れている」と言われて逆上し、真剣で再度果し合いを強要する。久蔵に「止めておけ、真剣ならばおぬしは死ぬのだぞ、分からぬのか」と制止されても聞かず、自信満々で真剣での勝負に挑むが、久蔵に斬殺される。 利吉を蹴飛ばす浪人 演:清水元 長槍を持った浪人。利吉らが最初に声をかけるが「貴様らの施しは受けん!」と言って利吉を蹴飛ばし、最後に「たわけ」と吐き捨ててその場を去る。 茶屋の親爺 演:杉寛 自分の茶店で休憩をとる五郎兵衛に、代金代わりに薪割りを申し入れ、薪割をしている平八を紹介する。 弱い浪人 演:林幹 木賃宿の客の一人。侍が見つからなくて困っている利吉達に名乗りを上げるが、人足たちに弱いことをからかわれて諦める。 豪農家の一家 演:小川虎之助(祖父)、千石規子(娘)、安芸津広(亭主) 子供が盗賊の人質に遭った豪農家の家族。 その他 豪農の前の百姓:堤康久、片桐常雄、岡豊 豪農の前の百姓女:馬野都留子 町を歩く浪人:仲代達矢、宇津井健、伊藤久哉、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}加藤武[要出典]
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