独島義勇守備隊と韓国警察の竹島上陸とは? わかりやすく解説

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独島義勇守備隊と韓国警察の竹島上陸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:29 UTC 版)

竹島問題」の記事における「独島義勇守備隊と韓国警察の竹島上陸」の解説

1953年4月20日には韓国民間組織独島義勇守備隊が、竹島初め駐屯6月24日日本水産高校船舶独島義勇守備隊拿捕される。6月27日日本海上保安庁島根県の9人が水産試験船で竹島上陸し竹島調査行い、『日本島根縣隠地五箇竹島・・・』と書かれた標識を建て、竹島住み着いていた韓国漁民6名を退去させた。すると、7月12日竹島上陸していた韓国独島守備隊日本海上保安庁巡視船「へくら」(PS-9) に90mの距離から機関銃200発を撃ち込む事件起きる。 1953年10月15日韓国山岳界を代表する韓国山岳会朝鮮語版)の有志会員らが写真家伴い、ソ・ドクギュ大尉指揮する海軍905艇で竹島渡った上陸した山岳会調査隊の構成メンバーは、測地班、記録班、報道班など。彼等は、日本建てた日本島根縣隠地五箇竹島』の標識引き抜いたその後、洪鍾仁(朝鮮語版)(韓国山岳会会長当時朝鮮日報主筆)は、彼等持って来た石碑設置した。この石碑には、表面に「독도」「獨島」「LIANCOURT」(正式フランス語名称は“Rochers de Liancourt”)、裏面に「한국산악회(韓国山岳会)」「KOREA」「ALPINE ASSOCIATION」「15th AUG 1952」等と刻まれている。 以後韓国鬱陵島警察官40名を竹島常駐させており、日本の艦船接近認めていない。また独島西島には韓国人夫婦定住している。竹島毎年韓国軍による独島防衛訓練が行われている。日本政府はこの韓国による竹島実効支配抗議しているが、韓国側独島韓国固有の領土であるとして「内政干渉」であると言い張っている。 なお当時韓国には拿捕法的根拠である漁業資源保護法は施行されておらず、日本漁船拿捕国際法また韓国国内法においても非合法な行であった。この韓国行為に対して日本水産庁は「他国類似事例とは比較ならないほど苛烈」と評した。しかし、韓国側1952年1月18日大韓民国海洋主権宣言拿捕根拠であるとしている。 また、韓国李承晩体制下に行われたかかる行為を、1960年駐日米国大使ダグラス・マッカーサー2世は、アメリカ国務省への機密電文機密電文3470号)の中で「国際的な品行道徳等の基本原理無視した実力行使海賊行為」と表現し、「日本人李承晩占領主義的手法苦しんでいる」と訴えている。

※この「独島義勇守備隊と韓国警察の竹島上陸」の解説は、「竹島問題」の解説の一部です。
「独島義勇守備隊と韓国警察の竹島上陸」を含む「竹島問題」の記事については、「竹島問題」の概要を参照ください。

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