独島博物館とは? わかりやすく解説

独島博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/07 10:19 UTC 版)

独島博物館(トクトはくぶつかん)は、大韓民国鬱陵島にある竹島(韓国名:独島)を専門に扱う博物館

概要

沿革

1995年、光復50周年に独島博物館設置が決まり、鬱陵郡が土地を提供、サムスン文化財団が施設を建設し、初代館長イ・チョンハクが30年余りの間国内外で収集した資料を中心に独島義勇守備隊同志会の資料などを加えて、1997年8月8日韓国内唯一の領土博物館として開館した。所在地は慶尚北道鬱陵郡鬱陵邑。

展示場

敷地面積2,441坪、施設延べ床面積484坪で、地下1階地上2階建て。1998年8月8日開館1周年を記念して独島博物館標石や野外独島博物院が造成された。 独島博物館の入口近くには「対馬島本是我国之地(対馬は韓国の領土)」と刻まれた石碑が立てられ、竹島だけでなく日本の対馬長崎県)の領有もアピールしている[1]

事件

  • 独島博物館の八道総図のレリーフで、本来の地図とは逆に于山島の位置が鬱陵島の西から東(竹島の位置)に移動してあり、于山島を竹島とする韓国の主張に合うように捏造されていることが下條正男によって指摘された[2]
  • 2011年8月1日、自民党新藤義孝衆院議員稲田朋美衆院議員、佐藤正久参院議員が「独島博物館」を見学・調査するとして鬱陵島に渡るべく韓国へ渡航したが、金浦空港にて入国を拒絶された[3]。また、その前日31日、下條正男拓殖大教授も同様の目的で韓国へ渡ったが、仁川国際空港にて入国を拒否され1日未明引き返した[4]

脚注

  1. ^ 「自民党3議員が視察果たせなかった島ウルルン」(産経新聞)
  2. ^ 『竹島は日韓どちらのものか』 文藝春秋〈文春新書〉、2004年4月
  3. ^ 「自民議員の入国拒否へ=鬱陵島訪問を阻止-韓国」(時事)
  4. ^ 「韓国、竹島研究の大学教授の入国拒否“追放”」(産経新聞)

関連項目

外部リンク

座標: 北緯37度29分10秒 東経130度53分50秒 / 北緯37.486度 東経130.8971度 / 37.486; 130.8971


独島博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 03:21 UTC 版)

鬱陵郡」の記事における「独島博物館」の解説

1995年光復50周年迎えて独島博物館設置決まり鬱陵邑が土地提供し三星サムスン文化財団が建設した施設にイ・チョンハク初代館長30年余りの間国内外収集した資料中心に独島義勇守備隊同志会資料など加えて1997年8月8日韓国内唯一の領土博物館として開館した敷地面積2,441坪、施設延べ床面積484坪で、地下1階地上2階建て。1998年8月8日開館1周年記念して独島博物館標石野外独島博物院が造成された。

※この「独島博物館」の解説は、「鬱陵郡」の解説の一部です。
「独島博物館」を含む「鬱陵郡」の記事については、「鬱陵郡」の概要を参照ください。

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