領土・主権展示館
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![]() 領土・主権展示館のエントランス(2023年) | |
施設情報 | |
専門分野 | 歴史、外交 |
事業主体 | 内閣官房領土・主権対策企画調整室[1] |
延床面積 | 約700 m2[2] |
開館 | 2018年(平成30年)1月25日[1] |
所在地 |
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-8-1 虎ノ門ダイビルイースト1F |
位置 | 北緯35度40分11.8秒 東経139度44分51.8秒 / 北緯35.669944度 東経139.747722度座標: 北緯35度40分11.8秒 東経139度44分51.8秒 / 北緯35.669944度 東経139.747722度 |
アクセス | 東京メトロ銀座線虎ノ門駅 ほか |
外部リンク | 領土・主権展示館 |
プロジェクト:GLAM |
領土・主権展示館(りょうど・しゅけんてんじかん、英: National Museum of Territory and Sovereignty[3])は、東京都千代田区の虎ノ門ダイビルイーストに所在する、竹島および尖閣諸島、北方領土等の領有権問題に関する博物館である。
概要
日本の領土と主権のうち、島根県隠岐郡隠岐の島町の竹島と沖縄県石垣市の尖閣諸島、北海道の北方領土の主権問題についての国民世論の啓発、国際社会に向けた発信の一環[1]として、説明資料等を展示するために日本国政府の内閣官房領土・主権対策企画調整室により、東京都千代田区日比谷公園の市政会館内にて2018年1月25日に開設された。
2019年5月、同区霞が関の虎の門三井ビルディング(現・虎ノ門ダイビルイースト)1階への移転が発表された[4]。
移転先の展示は2020年1月20日に報道陣に公開され、翌21日から一般公開となった。以前に比べて展示面積が約7倍になり、これまで少なかった北方領土の展示も大幅に増えている。また、移転前は原則として土日は休館日であったが、移転後は月曜休館となっている[2]。
展示物
竹島と尖閣諸島が歴史的にも国際法上も日本の領土であることの根拠や、韓国・中国および台湾の主張に対する反論を説明するパネル、証拠資料(複製)を展示するほか、政府が法と対話による問題解決を目指す立場にあることの説明などがある。
すでに北海道の札幌市や標津町に常設展示施設があることから、市政会館時代は北方領土問題に関する内容はごく僅かであったが、現在地に移転してからは北方領土についての展示も大幅に追加された。
展示物以外に関連映像の上映、パソコンによる資料閲覧ができるようになっている。
また英語・中国語版を含む竹島、尖閣問題等の関連パンフレットの配布も行っている。
利用情報
アクセス
周辺
脚注
- ^ a b c “領土・主権展示館の開館について” (PDF). 内閣官房領土・主権対策企画調整室 (2018年1月25日). 2018年1月25日閲覧。
- ^ a b c d e “領土・主権展示館の移転について” (PDF). 内閣官房領土・主権対策企画調整室 (2019年12月18日). 2020年1月24日閲覧。
- ^ “Japan displays documents to defend claims to disputed isles” (英語). The Associated Press. (2018年1月25日). 2018年1月26日閲覧。
- ^ “「領土・主権展示館」の虎ノ門地区移転を発表”. 産経新聞
関連項目
外部リンク
- 領土・主権展示館のページへのリンク