特別編・漫画版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 17:50 UTC 版)
アニメ版には未登場。 ジュネリック 特別編第26巻「黒の組織…現る」に登場。通称・ジュネ。年齢はシェリーの実年齢より1歳年下(17歳)。 幼少時に両親に捨てられて施設で暮らしていたが、知能の高さを組織に注目され、13歳当時に引き取られる。組織内では気弱な性格ゆえにいじめられており、自分を助けてくれたシェリーを姉のように慕っていた。一時はシェリーと共にAPTX4869の開発も手がけており、後に人間の記憶を自在に操る薬の開発に成功する。しかし、組織から逃走したシェリーを追って自らもAPTX4869で幼児化して脱走すると、子供を事故で亡くした夫婦の実子に成りすまし、シェリーの記憶を操作することで彼女と姉弟として生きようと企(たくら)むが失敗した結果、自身はすべての記憶を失ってしまったため、先述の夫婦の子供として暮らすこととなる。 アラック / アミリーン 特別編第26巻に登場。表の顔は歌手であるが、裏の顔は組織の殺し屋である。 標的の暗殺に失敗し、コナンに犯行を暴かれたことで警察に逮捕され、護送中の車内で歯に仕込んでいた毒薬を用いて自殺する。 黒髭(くろひげ) 特別編第35巻「豪華客船をウイルスから守れ」に登場。その名の通り黒いヒゲを生やした男性で、組織に所属するウイルスの研究者。 ジンたちの命令で、日本全国を感染させるために開発した強毒なウイルスの実験を豪華客船「エカテリーナ二世号」で行うことになり、「失敗すれば、命で償ってもらう」と脅される。 映画女優の子役であるエバ・ポートのマネージャーとして豪華客船に潜入し、彼女もろとも船内の乗客を感染させようと企てるが、灰原がエバになり替わっていたため、コナンたちに犯行を見破られて失敗に終わる。その後、身元不明の水死体として発見されるが、組織に殺害されたのか、もしくは船から飛び降りて自殺したのかは不明。 アントニオ・ゴメス 「日本史の謎3」 第2話の、「信長を殺したのは誰?」に登場。組織に所属していた歴史犯罪者。各国の政府が隠している歴史的文書を見つけ出して、政府を脅迫し、金をとっていた。コードネームは不明。 組織にいた頃の灰原に、二度ほど顔を見られた。過去には、ケネディ大統領が暗殺された事件で重大な証拠を用いてアメリカ政府を脅して大金を巻き上げ、組織に貢献したこともある。織田信長に関する偽文書を用いて極東キリスト教教会をゆする作戦を独断で実行、ポルトガルの日本史の教授として毛利小五郎にガードマンを依頼する中、コナンにその犯行を見破られてしまい、皆殺しにして逃亡しようとしたが失敗する。 2人組の男 「世界遺産の謎」に登場。組織に所属する2人組の男。聖遺物を対象に狙うハンターだが、大した成果を挙げていなかった。 スイスで名門・ハプスブルク家を狙って行動していた。ロンギヌスの槍を手に入れるとハプスブルクの一族を殺そうとするが、小五郎に敗れて失敗する。その後、刑務所に収容されてまもなく組織に抹殺される。
※この「特別編・漫画版」の解説は、「黒の組織」の解説の一部です。
「特別編・漫画版」を含む「黒の組織」の記事については、「黒の組織」の概要を参照ください。
- 特別編漫画版のページへのリンク