浴田由紀子
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浴田 由紀子(えきだ ゆきこ、1950年〈昭和25年〉12月19日[注釈 1][2] - )は、日本のテロリスト、元東アジア反日武装戦線“大地の牙”部隊のメンバー。同部隊リーダー齋藤和の内縁の妻であった。なお、「えきた」といわれることも多いが、正しくは「えきだ」である。山口県長門市出身。
注釈
- ^ a b 「齋藤和さんをめぐる証言」[1]
- ^ 同診療所を志望した理由は当時無医村の巡回検診を行っていたからだったが、入所年に財政問題から中止となった[7]。
- ^ 平岡正明の知人に台湾系ヤクザやその関係者が何人かいたのと、楊が「帝国軍人」精神の持ち主だったことに起因する。平岡にとって台湾系ヤクザや台湾人軍属の共闘は彼の思想「窮民革命論」と「大東亜共栄圏の日帝本土への還流(=復讐)」の理想形だった[9]。
- ^ 活動家の支援はしていたが、そのことで特にマークはされておらず、大学から就職先に警察の鑑識課を推薦されていたほどだった[12]。
- ^ 記述によると1974年8月中旬ごろという[14]。
- ^ 名称の"K"は斎藤和の通称「カズ」より、"F"は皇太子(当時)訪沖に抗議して焼身自殺した釜ヶ崎共闘会議の船本州治から取られた[19]。
出典
- ^ 戦が待っている 2004, p. 113.
- ^ 浴田由紀子さんを救援する会
- ^ 戦が待っている 2004, p. 468.
- ^ 東アジア反日武装戦線支援連ニュースNo.356(2013/04/03)
- ^ a b チンペイ「陳平」(浴田由紀子さん)の昔話
- ^ 戦が待っている 2004, pp. 118–120.
- ^ 戦が待っている 2004, p. 472.
- ^ 『現代につづく昭和40年代激動文化』、伊達政保、2012年、汎世書房、p365、ISBN 9784434163333
- ^ 戦が待っている 2004, p. 61.
- ^ 戦が待っている 2004, pp. 121–122.
- ^ 戦が待っている 2004, p. 123.
- ^ 戦が待っている 2004, p. 120.
- ^ 戦が待っている 2004, pp. 124–125.
- ^ 戦が待っている 2004, pp. 129–130.
- ^ 朝日新聞1975年5月20日朝刊
- ^ 戦が待っている 2004, p. 199.
- ^ 松下竜一『狼煙を見よ―東アジア反日武装戦線“狼”部隊』河出書房新社、1987年
- ^ 戦が待っている 2004, pp. 203–216.
- ^ 戦が待っている 2004, p. 384.
- ^ 戦が待っている 2004, pp. 219–225.
- ^ 雑報「呼び声は獄舎を越えて 荒井まり子獄中書簡集」、1980年7月10日
- ^ 連続企業爆破事件 北海道庁爆破事件
- ^ ついに利明同志と再開しました 支援連ニュース No. 208 (「再開」は原文ママ)
- ^ 利明君証人尋問は、次回12月24日が最終回です 支援連ニュース No.208
- ^ 月刊状況と主体 288号 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ “連続企業爆破事件で服役の浴田由紀子さん(66)釈放 懲役20年の刑期終え 元「大地の牙」メンバー”. 産経新聞. (2017年3月23日). オリジナルの2017年3月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ ここに一人の児童文学作家がデビューした 図書新聞、2017年04月29日
- ^ 青少年より、大人のハートを撃つ小説 図書新聞、2017年06月03日
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