津山盆地とは? わかりやすく解説

つやま‐ぼんち【津山盆地】

読み方:つやまぼんち

岡山県北東部中国山地吉備(きび)高原はさまれ盆地県内最大盆地で、中央底部吉井川貫流している。標高100200メートル中心盆地中央部津山市盆地東部那岐(なぎ)山の麓に位置する勝田郡奈義(なぎ)町と津山市東部発生する日本海から中国山地越える際の局地風を「広戸(ひろと)風」という。


津山盆地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/17 07:20 UTC 版)

津山盆地の地形図
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津山盆地の周辺

津山盆地(つやまぼんち)は、岡山県北部、津山市から鏡野町方面に広がる盆地中国地方最大の盆地である。

概要

津山盆地は中国山地南側に位置しており、さらに南側の吉備高原との間にある丘陵や台地、沖積低地などで構成される[1]。標高は概ね100〜200メートル程であるが、周辺部は300メートル程と高くなっている[1]。中央部には吉井川が流れている。中心都市の津山市は吉備国分割後の美作国国府が置かれ、また山陽・山陰間の交通の要衝として古くから開けた。現在でも津山盆地を中心として津山都市圏が形成され、美作地方の中心的存在となっている。

気象

日本海からの風が中国山地を越えることでもたらされる広戸風が吹く。また秋季から冬季にかけては(放射霧)もよく発生し、津山市北部の黒沢山などでは雲海を観賞できる。

脚注

  1. ^ a b 岡田篤正. “1:25,000 都市圏活断層図 那岐山断層帯(山崎断層帯)とその周辺”. 国土地理院. 2024年11月17日閲覧。

座標: 北緯35度04分00秒 東経134度00分00秒 / 北緯35.0667度 東経134度 / 35.0667; 134




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