米沢盆地とは? わかりやすく解説

よねざわ‐ぼんち〔よねざは‐〕【米沢盆地】

読み方:よねざわぼんち

山形県南部断層盆地最上川の上流域占める。稲作中心で、ブドウ洋ナシなどの栽培酪農業も盛ん。中心都市米沢市置賜(おきたま)盆地


米沢盆地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/06 07:46 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
広義の米沢盆地の地形図。左上の平坦地を長井盆地とも呼ぶ。右上の平坦地は山形盆地

米沢盆地(よねざわぼんち)は、山形県南部の盆地で、置賜盆地(おきたまぼんち)とも呼ばれる[1]米沢牛の生産地として知られている。

概要

山形県内の主要盆地の中では標高は最も高く、最上川の上流部に位置している。盆地は大まかに円形をなし、山形盆地の1.5倍くらいの広さを有する。西は朝日山地、東は奥羽山脈、南は吾妻山系などに囲まれており、盆地底の標高は概ね200から300m。

最上川は吾妻山付近に端を発し、盆地中央部を北流、盆地北西端より流出している。最上川の支流として鬼面川や天王川や砂川や屋代川、犬川などの河川が盆地内に見られる。

米沢盆地南部の米沢市街周辺

奥羽本線山形新幹線が盆地東部を縦断し、米坂線が中央部・西部を走る。V字型の線を形成している。市町村としては米沢市南陽市高畠町川西町があり、最も大きな町である米沢市は盆地南東部にある。同じ置賜地方長井市白鷹町飯豊町は、隣接する長井盆地に属する。

イギリスの女性旅行家イザベラ・バードは、この地を東洋アルカディアと評した[2]

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 2018年5月6日閲覧。
  2. ^ 『イザベラ・バード「日本の未踏路」完全補遺』 高畑美代子訳、中央公論事業出版、2008年1月。ISBN 978-4-89514-296-0



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「米沢盆地」の関連用語

米沢盆地のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



米沢盆地のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの米沢盆地 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS