汐見家の住人と彼女(かのじょ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 18:11 UTC 版)
「薔薇のない花屋」の記事における「汐見家の住人と彼女(かのじょ)」の解説
汐見 英治(しおみ えいじ) 演 - 香取慎吾 花屋『フラワーショップ雫』を営む男性。雫の母親である「彼女」の死後、雫を男手一つで育ててきた。温和で優しく、困っている人を見ると放っておけないが、すべてにおいて出しゃばることを好まない。口癖は『すいません』。幼い頃にネグレクトを受けた過去の影響からか、時折自分の中に「冷たくて残酷な所」を感じるという。そのため、「棘のある花」である薔薇を自分の負の象徴と考え、決して売ろうとはしなかった。美桜の目の手術費用の為に一度は花屋を閉めるが、紆余曲折を経て、その後再開。以前は置かなかった薔薇を仕入れ、売るようになった。 工藤 直哉(くどう なおや) 演 - 松田翔太 英治の配達先のホストクラブで働いていた元ホスト。恋人が妊娠した為(実際は恋人の嘘だったが)金欲しさに客から財布を盗もうとし、同僚のホストに袋叩きにされているところで英治に救われ、その後英治の元に身を寄せる。飄々としていて掴み所が無く、冗談をよく言う人懐っこい性格ですぐ周囲に馴染む。美桜と同様に安西の依頼で英治に近付く一方で、美桜を困らせるような発言・行動をして楽しむ意地の悪い一面を持つ。私立探偵だと名乗っていたが、本当は有名私立大学に通う大学生。実家は秋田の小さな酒屋だが、金持ちの友人たちに見栄を張って、大病院の息子だと嘘をついたために、次第にバイトの掛け持ちでは金回りが追いつかなくなって借金をし、その返済に苦しんでいた。安西の元を離れた後はレストランでバイトをしながら、医学部受験を目指している。 安西の娘・瑠璃(るり) 演 - 本仮屋ユイカ 雫の母親。雫を出産した直後に他界する。英治ではなく神山舜の恋人だった。 汐見 雫(しおみ しずく) 演 - 八木優希(幼少期:磯野光沙) 英治の一人娘で小学2年生。学校では皆に慕われている人気者で、一度自分が決めたことは簡単には曲げない芯の強さを持つ。大好きな父親への健気な所を持ちながらも、汐見家の財布を握り、家庭を支えるしっかり者。英治が自分の顔を見て母親を想い寂しい顔をすると思い、大ファンのお笑い芸人・パペットマペットのような頭巾を平時被って顔を見せないようにしていたが、英治の真意を聞き頭巾を外すようになる。実は英治とは血の繋がりは無く、舜の実子である。 菱田 桂子(ひしだ けいこ) 演 - 池内淳子 英治に基本的な花の知識を授けた老婦人。料理が苦手で、おっちょこちょいな一面を持つ。だが心優しく温厚な性格である。夫と死別後、子供達も独立し、丘の上の家で一人で暮らしていた。家族の勧めで、老人ホームに入るように言われて家を引き払うが、英治親子の薦めで同居することになった。
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