氷竜族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 02:34 UTC 版)
イリアに住まう氷の竜。人を傷つけることを嫌い、人竜戦役では何処かへと姿を消してしまう。 ニニアン (Ninian) 声 - 洲崎綾(ヒーローズ) クラスは踊り子。『烈火の剣』に登場する。 イリアの出身。その身に迫る「キケン」を予知することができる。黒い牙に狙われていて、弟ニルスと共に逃亡の旅を続けている。そのなかで他人の多くの悪意にさらされたため、人間への不信感が強い。性格は控えめで常に悲しみの表情を顔に浮かべている。エリウッドに仄かな想いを抱いているが、それを自ら表に出すことはない。物語の重大な鍵を握っている。エリウッドのヒロイン候補の1人で、彼女とエリウッドの支援次第でエンディングが変化する。 肘に巻いてある衣を使い踊り、再行動させるだけではなく指輪を使い、味方を強化させることも可能。また、弟のニルスと触れ合うことでお互いに力を受け渡すことができる。 小説版『封印の剣』では、見事恋を実らせエリウッドと結婚、ロイを生む(『封印の剣』ではすでに故人)。 実は竜族の巫女であり、その身を氷竜に変化させることができる。神将器の力を使い、万全な状態で放った吹雪は、神将であるアトスを怯ませた火竜二体を一瞬にして無力化するほどのものだった。また、竜族の住む世界とエレブ大陸をつなぐ「竜の門」を開く力を有する。 人竜戦役の際、弟と共に「竜の門」を通って異大陸に逃れた。その後千年近くを竜として過ごしていたが、望郷の想いを抑え切れず、ネルガルからの声に導かれてエレブ大陸へとおびき寄せられてしまう。ネルガルとは幼い頃に別れ、また千年もの時が経ち、かつ余りにもネルガルが様変わりしてしまったため、彼を見ても父と気付くことは無かった。しかし、「竜の門」を通して呼びかけられた彼の声には懐かしさを感じていた。 物語終盤、デュランダルに導かれたエリウッドにより斬殺されてしまうが、終章で神将器の力を集めたブラミモンドにより復活させられた。門を閉じるため、また環境の合わないエレブ大陸から離れるために異大陸に帰ることとなるが、エリウッドとの支援がAの場合はエレブ大陸に残り、彼と共に人として短くも幸せに生きていく道を選ぶ。 小説版では、火竜を無力化させる際、神将器の力と共に自身の力を使ったこと、エレブ大陸は竜にとって住みにくくなっていたことにより、早くに他界したと書かれている。 原作では武器を持たないが、「ヒーローズ」では竜石を持っており氷竜に変身して戦う。「踊る」時は竜化せずに踊る。ヒーローズ(宿命の巫女 ニニアン) 青属性竜、歩行タイプ。 ニルス (Nils) 声 - 佐倉綾音(ヒーローズ) クラスはバード。『烈火の剣』に登場する。 ニニアンの弟でイリアの出身。姉想いの少年。放浪中は姉の舞と彼の笛とで生計を立てていた。明るい性格の持ち主だが、姉同様に人の悪意にさらされ続けたため、人間に不信感を持っている。乱雑だが優しいヘクトルを気に入っている。姉同様に未来視ができ、ノーマルモードではナバタ砂漠以降のマップで、占い師として戦闘のヒントを教えてくれる。ユニットとしては姉とまったく同じで、パラメーターも同じ。 姉同様、「竜の門」を開く力を有する。自分とネルガルの関係には最後まで気付くことはなかったが、ネルガルの死に際しては無意識に涙を流していた。姉の死後、一時期心を閉ざしたが、絶望的な戦いに挑もうとするエリウッドらの姿に心を打たれ、共に決戦に立つことを決意した。 エリウッドとニニアンの支援がAのときは、姉の気持ちを後押しするために、一人で異大陸に戻ることを選ぶ。 エイナール 故人。氷竜のマムクートであり、ネルガルの妻、ニニアンとニルスの母であるらしいが、それ以外の詳細はゲーム上これといった記載がない。
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