民間外交とは? わかりやすく解説

みんかん‐がいこう〔‐グワイカウ〕【民間外交】

読み方:みんかんがいこう

政府関係者によらず民間人によって行われる外交芸術・学術・スポーツなどによる親善外交など中心となる

「民間外交」に似た言葉

民間外交

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:55 UTC 版)

渋沢栄一」の記事における「民間外交」の解説

明治42年1909年)に渡米実業団組織し団長として、全国商業会議所会頭率いて訪米ウィリアム・タフト大統領会見する他、3ヵ月かけてアメリカ各地訪ね貿易摩擦解消相互理解進展努めた明治45年1912年)にはニューヨーク日本協会協賛会を創立して名誉委員長引き受けた同年のアメリカ・カリフォルニア州における外人土地所有禁止法見られる排日日本移民排斥運動などに対しアメリカ人対日理解促進のためアメリカ報道機関日本ニュース伝え通信社設立提案したロイター障壁厚かったが、設立した国際通信社現在の時事通信社共同通信社起源となった大正2年1913年)に来日した中華民国国民党首孫文民間代表して出迎える。大正3年1914年)には、日中経済界提携のため中国訪問した大正4年1915年)、パナマ太平洋博覧会のため渡米して各地歴訪しウィルソン大統領会見した大正5年1916年)には日米関係委員会発足させて常務委員就任大正6年1917年)には日米協会創立して名誉副会長就任第一次世界大戦後大正9年1920年)には国際連盟協会創立して会長就任大正10年1921年)、ワシントン軍縮会議出席のため訪米し、ウォレン・ハーディング大統領会見した大正13年1924年)、栄一ポール・クローデル駐日フランス大使協力して日仏交流拠点として日仏会館発足させ、理事長となる。大正15年1926年)には日本太平洋問題調査会創立して評議員会会長となった昭和2年1927年)、日本国児童親善会を設立しアメリカ人形青い目の人形)と日本人形市松人形)を交換し親善交流深めることに尽力している。昭和6年1931年)には中国起こった水害のために、中華民国水災同情会長務め義援金募集尽力した栄一1926年大正15年)と1927年昭和2年)のノーベル平和賞候補にもなっている。

※この「民間外交」の解説は、「渋沢栄一」の解説の一部です。
「民間外交」を含む「渋沢栄一」の記事については、「渋沢栄一」の概要を参照ください。

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