歴史・車両の技術・車内サービスとは? わかりやすく解説

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歴史・車両の技術・車内サービス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 17:21 UTC 版)

X 2000」の記事における「歴史・車両の技術・車内サービス」の解説

スウェーデン国鉄SJ)を運営していた王立鉄道委員会によって1990年9月ストックホルムヨーテボリの間で運行開始したその後ストックホルム起点に、ヨーテボリのほか、マルメ・カールスタッド・エステルスンド・ボロース・スンツヴァルなどへの路線網展開している。ストックホルムスウェーデン国外を結ぶ路線では、エーレスンド海峡横断するトンネル鉄道橋エーレスンド橋)の開通マルメからさらにデンマーク首都コペンハーゲン運行区間延長された。ほか一時ストックホルムノルウェー首都オスロを結ぶ列車運行されていた。 振子列車だが、日本の国鉄381系電車JR東日本E351系電車イタリアペンドリーノなどの動力分散方式電車)と異なり電気機関車客車組み合わせたプッシュプル方式である(但し動力車編成片側のとなっている)。なお、車体傾斜機能有するのは客車のみで機関車有しない最高速度在来線では200km/hだが、ストックホルム近く高速新線では210km/hに達する。ストックホルムヨーテボリの間の所要時間は約3時間である。 一等車では食事サービスのほか、イヤホン配ってラジオ放送音楽のオーディオサービスも行っており、これらのサービス航空機意識したのである。他のヨーロッパ高速列車では、ユーロスタータリススペインAVE類似のサービス行っている。また、座席電源プラグ備え付けられ車内公衆無線LANによるインターネット接続が可能である。但し食事シートサービスユーロスター等とは異なり全ての一等車乗客に必ず行われるものではなく切符購入時または予約時に食事有無申し込む必要がある車椅子使用する乗客のための乗降リフト身体障害者専用客室備えバリアフリー配慮した設計施されている。 デンマーク乗り入れる車両SJ交流15kV・16 2/3Hzとデンマーク国鉄DSB)の交流25kV・50Hzの、両方電源対応できる改造施されている。 車体外装色は、登場時は白ベースに青のストライプ、窓周りダークグレイ配したカラーリングだったが、2005年以降内外装リニューアル実施され、クールグレイ一色シンプルなカラーリングとなった。また一部車両増結運転を行うために、先頭部連結器常時使用できるように改造された。

※この「歴史・車両の技術・車内サービス」の解説は、「X 2000」の解説の一部です。
「歴史・車両の技術・車内サービス」を含む「X 2000」の記事については、「X 2000」の概要を参照ください。

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