橋の年表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 17:05 UTC 版)
「宮城県道218号大島浪板線」の記事における「橋の年表」の解説
1917年(大正6年) - 架橋を切望する内容の島甚句(島節)「島と唐桑にそり橋かけて 渡りたいぞや今(もしくは 只)一度」は、もっと前からあったと見られるが、『大島村誌』が編纂されたこの年に初めて記録された。「唐桑」は本土にある唐桑半島のことで、島民が昔から架橋を望んでいたことが窺い知れる。架橋の悲願は「1967年以来」と称されることが多いが、それはあくまで事業が具体化してからの話である。 1967年(昭和42年) - 宮城県勢発展計画に大橋の架橋事業が盛り込まれる。 1987年(昭和62年)4月 - 気仙沼大島大橋架橋促進期成同盟会の結成。 1993年(平成5年) - 基本ルートの決定。 2008年(平成20年) - 架橋ルートの提示。 2010年(平成22年)9月 - 村井嘉浩宮城県知事が、2011年度の事業着手を表明する。 2011年(平成23年) 3月11日 - 東日本大震災が発生。対岸にある気仙沼漁港などは大津波により被害甚大、大島も被災し、しばらく地理的に孤立化する。大島航路はこれを担う大島汽船が所有する船7隻全てに被害を受ける。 8月 - 震災後の状況に対応して架橋の新ルートが提示される。 2012年(平成24年)4月 - 用地買収の開始。 2013年(平成25年)1月23日 - 架橋事業の起工。 2014年(平成26年)11月15日 - 橋梁本体の着工。 2015年(平成27年)7月22日 - 大橋の開通に合わせて大島航路(気仙沼港・大島間の一般旅客船定期航路)が廃止されることが発表される。 2017年(平成29年) 3月29日 - 午後0時30分、橋梁の架設の完了。 10月17日 - 橋梁本体の竣工。 2018年(平成30年)7月 - 高欄(手摺)・袂(たもと)・桁内部などへの照明の設置工事が完了。 2019年(平成31年) 1月4日 - 4月7日午後3時付での供用開始(開通)予定が、宮城県より発表される。 4月7日 - 午後3時、気仙沼大島大橋の供用開始(開通)。一方、大島航路は気仙沼港発19:00の最終便をもって廃止された。
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